ワン・ウクはシンユルを救うため、彼女の居場所をワン・ソに教える。一方、ヨウォンはワン・ソのためにシンユルの裏帳簿を利用して豪族を集めていた。変わり果てたシンユルのもとを訪ねたワン・ソは冷たい渓谷に身を沈める治療法で彼女を救うことができると聞き、共に渓谷に入っていく。こうしてワン・ソの愛の力がシンユルを救う。
人里離れた場所で療養するシンユル。だが病状は思わしくなかった。彼女は豪族との裏取引を記した帳簿をヨウォンに渡す。一方、開京ではワン執政の手の者が青海村に潜入し、暴動を起こさせようとしていた。その頃、開京に戻ってきたワン・ソはシンユルの元を訪れるが、彼女が刺客に殺されたと聞かされ、茫然としてしまう…。
ワン執政から実の妹シンユル暗殺を命じられたセウォンは妹を助けるため、みずからワン・ウクの剣に倒れる。ワン・ウクはシンユルを救おうと、彼女を死んだことにする。一方、西京では刺客の手を逃れたワン・ソがワン・プンの動きを探っていた。そんな時、開京で暴動が起こるという情報を得たワン・ソは急ぎ西京を後にする。
シンユルの態度に、彼女が死のうとしているのではないかと心配になるワン・ウク。シンユルはワン・ソにも冷たく当たる。ワン・ウクはそんな彼女が辛くてたまらない。一方、ワン執政は青海村で暴動を起こさせ、皇帝の座を奪おうと企んでいた。プンの下で働くことになったワン・ソは役夫たちとともに西京に向けて出発するのだが…。
二人の処刑を諦めようとしないワン執政の執拗な脅しに遭った定宗はワン・ソを助けるため、ワン・ウクとシンユルの国婚を命じてしまう。裏をかかれたワン執政はみずから皇帝になろうと企み始める。青海商団ではシンユルの婚礼支度が着々と進んでいた。シンユルは後のことを考え、ヤン頭首に仕事を引き継ごうとするのだが…。