勝ち残ったワン・ウクが勝利の刀を手にしようとした瞬間、ワン・ソが遅れてやって来る。ワン・ソが皇子だということを知らずにいたシンユルは、彼の姿に驚きを隠せない。大会後の宴席で定宗はシンユルに刀を突きつける。ワン・ソの助け舟で彼女はなんとか難を逃れる。だが、定宗はシンユルを助けたワン・ソに疑惑を抱き始め…。
早衣仙人は盗賊だとの噂が流れる。皇子格闘大会は予定通り開かれることになり、すべてはワン執政の企み通りに運んでいた。焦った定宗はワン・ウクが優勝したらシンユルを殺そうと考える。そのシンユルは、ワン・ソの怪我が気になって仕方がなかった。こうして迎えた皇子格闘大会当日。だが、そこにワン・ソの姿はなかった。
シンユルを助けて深手を負ったワン・ソ。シンユルはワン・ソを助けるため、彼女にとっては猛毒の薬を口移しで飲ませる。家に帰り着くなり気を失ったワン・ソを献身的に看病するヨウォン。シンユルもまた毒草のせいで倒れるが、ワン・ウクが徹夜で看病していた。翌朝、ワン・ソは必ず皇子格闘大会に出場するとヨウォンに告げる。
青海商団は皇子格闘大会に出場する皇子たちに無償で衣装を提供することにする。一方、ワン執政はワン・ソと仲間の早衣仙人を罠にはめるため、無政寺におびき寄せる。5年前の刺客の最後の一人と格闘になるワン・ソ。ところがそこに、ワン・ウクと一緒に母の痕跡を探しに無政寺に来ていたシンユルがいきなり飛び出して来て…。
なんとか皇宮に入り、定宗に会ったワン・ソ。だが彼を憎み続ける皇太后に追い出されてしまう。傷ついたワン・ソは思わずシンユルを抱きしめる。シンユルへの思いが段々大きくなるワン・ソ。だがまだシンユルが女性だと知らない彼は自分の気持ちにとまどっていた。一方、ワン執政はワン・ソを罠にかけようとしていた。