冷たい牢獄で病気が悪化し、気を失ったシンユル。彼女を助けるため、ワン・ウクは定宗の本物の解毒剤をワン・ソに委ねる。ワン・ウクが連れて来た医者の治療で意識を取り戻したシンユルは青海商団を救ってほしいとヨウォンに訴える。翌日、ワン執政が二人を斬首刑にしようとした瞬間、解毒剤で正気を取り戻した定宗が現れる。
自分のせいだとワン・ソに謝るシンユル。そんなシンユルにワン・ソは必ず脱出させると告げる。早衣仙人はワン・ソを脱獄させようとするが、ワン・ソは動かない。ワン・ソは婚姻が偽装だったことを証明するためにワン・ウクに跪いて手助けを求める。ヨウォンもまた、ワン・ソを助けるためにワン執政を訊ねるが、彼は取り合わない。
ヨウォンが作った一時的な解毒剤によって、定宗は正気を取り戻す。ワン・ソからワン執政の陰謀の数々を聞かされた定宗はその罪を処断するために便殿に姿を現すが、その場には郭将軍も列席していた。ワン執政はワン・ソが5年前に婚礼を挙げた罪を問い、シンユル共々捕えてしまう。追いつめられた定宗はまたも正気を失ってしまい…。
早衣仙人を追うワン執政。その動きを察知したワン・ソはワン執政の家に忍び込み、銅鏡のかけらを奪う。ワン執政から銅鏡の秘密を聞かされたワン・ウクは衝撃を受けるが、ワン執政と同じ道を歩むと決める。その頃、ワン執政の息子プンが郭将軍を連れて開京に戻って来る。郭将軍からシンユルの婚礼の話を聞いて驚くワン・ウク。
無一文になった青海商団にやってきたワン・ソは炊き出しをして商団の人々を慰める。そんなワン・ソの想いがうれしいシンユル。解毒剤がワン・ウクの手にあると考えたワン・ソは彼を呼んで問いただす。だがワン・ウクはワン・ソの話を聞こうとしない。青海商団ではシンユルたちが商団を立て直そうと必死になっていたが…。