1995年に起きた水害事故の慰霊祭が行われ、準備の手伝いをしていたヒョンジョはそこに飾られていたヘドン村の民間消防隊の写真を見てとある疑問を抱く。そして、文書庫で残されていた当時の記録を調べていくうちに被害者がみな水害事故に関係していることに気づく。そんな中、智異山では頂上に雲がかかり、集中豪雨が発生する。レンジャーらは取り残された人々を助けるために山へ向かう。イガンとヒョンジョもヨウ峠へと向かうが…。
2020年、デジンの面会に行ったイガンは、ダウォンが死んだ日にチョンムク谷にいた理由を聞こうとする。そして、デジンからイルヘに会えと言われたイガンは、イルヘを呼び出す。真実を突き止めたいイガンとイルヘは、ダウォンが殺害された日に山にいたグヨンを疑い、証拠を捜しに山へ行こうとグヨンを誘う。2019年、夏季災害対策のワークショップが開かれる。その日イガンが非番の理由をグヨンから聞いたヒョンジョは…。
イガンとヒョンジョは山の中で怪しい光に追われ、ある洞窟に逃げ込む。怪しい光のせいで外に出られなくなった2人は洞窟の中で倒れている女性を発見する。低体温症で危険な状態である女性を助けるべく、急いで山を下りようとする2人だったが、何度も同じ道に出てしまい、途方に暮れる。そんな中、ヒョンジョが転んでケガをしてしまう。するとそこへグヨンとイルヘが助けに現れる。一方、ヘドン分所に遭難通報が入り…。
2019年、智異山ではケーブルカー設置推進の署名活動が行われる。ゲヒはヤン・グンタクに、コムンダリゴル村の一件を忘れたのかと警告する。一方、イガンはムンオクから、不吉なことが起こるのでコムンダリゴルには近づかないよう言われる。そんな中、智異山にあった廃村にまつわる動画がネットに上がる。その動画は何者かに追われるようにして途中で切れてしまっていた。配信者を心配したイガンとヒョンジョは山へ捜索に向かうが…。
2020年、イガンの頼みで山に入ったダウォンが行方不明になる。レンジャーらは必死でダウォンを捜すが、血にまみれたダウォンの携帯が発見される。その携帯に録音されていた、ある人物との会話を聞いたイガンは衝撃を受ける。ダウォンの死亡が確認され、ダウォンがデジンの手袋を握っていたことから、デジンは警察へ連行される。そんな中イガンは、居場所を知らせる印はヒョンジョが残したものじゃないと聞かされ…。