移植手術を控えたイネのことがどうしても気にかかるシオンは、イネの手術を小児外科で行えないか、ユンソと2人で肝胆膵外科まで直談判に行く。その一方で、ユンソのお見合いのことをきっかけに2人の気持ちはすれ違う。イネのことを相談してきたユンソに対し、ドハンはすでに策を練っていることを明かす。そんな時、シオンが診ていた患者の保護者から主治医を替えるよう要望があった。落ち込んでいないと言うシオンだが…。
横隔膜ヘルニアで重症の患者が搬送されてくる。一刻を争う事態に、これまでならメスを握ろうとしなかったチュンマンはシオンを伴って自ら手術に踏み切る。一方、ソンウォン大学病院で生き生きと過ごすジュニョンを見て悩むヒョンテ。ジュニョンの言葉が決め手となり、そのまま手術を頼むことにする。しかし、術中に腹部の傷の状態が悪化し、執刀を続けられなくなってしまったドハン。急きょ、ユンソがその後を引き継ぐことに。
イネの手術を肝胆膵外科が行うと聞き、ドハンは急いで抗議に向かう。姉から臓器提供を受けることがどうしても受け入れられないイネは病院を飛び出し、ひとまずユンソが自宅に連れ帰るも、急性敗血症を起こして倒れてしまう。一方、ヒョンテはジュニョンを日本の病院に転院させるとドハンに告げる。そんな時、かつて自分をいじめていたうちの一人、ドングと再会して謝られたシオン。許すべきか悩むシオンに対し、ドハンは…。
暴れる通り魔を押さえ込んだ代償に、腹部を刺されてしまったドハン。ヒョンテたちが小児外科を訪れたことで病院に何が起こっているのか知った面々は、今後のことを考えて不安になる。一方、水頭症の息子を持つヒョンテは、ボストンの病院からユンソに相談するよう提案される。手術の危険性を問うヒョンテに毅然とした態度で接するユンソ。チェギョンは自分が病院への支援を打ち切らせ、チョン会長に財務情報を流したと明かす。
目を覚ましたヨンソの元に警察が訪ねてくるが、強いショックを受けたせいでまともに喋れない状態になっていた。先輩後輩の域を出ないように、それでもせっせとユンソに尽くすシオン。父の死の真相を知って落ち込むチェギョンに寄り添うドハン。その一方で、チェギョンとシオンの距離が妙に近いのを見て複雑な気持ちになるユンソ。その後、手術からしばらくして、ようやく犯人の特徴を語ったヨンソ。ところが、病室に犯人が現れ…。