制御できないシオンの行動に振り回されつつも、どこか憎めないでいるユンソ。同じ頃、副院長ヒョンテはチョン会長と接触していた。そんな中、重症の患者が小児外科に搬送されてくる。科長であるチュンマンの指示を聞かず、自ら手術に踏み切ったユンソ。ドハンは電話で指示をすると伝え、急いで病院に向かうが間に合わず、患者は息を引き取る。ドハンは一時的に謹慎を解除してもらい仕事に戻るが、当然チェギョンは反対する。
急きょ低体重児の手術に踏み切ることになったドハンたち。シオンが訴えていた問題が事実だったことが明らかになり、一時は万事休すかと思われたが何とか手術そのものは成功する。しかし、責任を問われたドハンは懲戒処分を受けることになった。その後も反省する素振りを見せるどころか相変わらず問題ばかり起こすシオンは、とうとう患者の子供たちを巻き込んでトラブルを起こしてしまう。保護者の不満はとうとう限界を超え…。
シオンをロボットのようだと評したドハンの言葉もあり、同僚からも反感を買うシオンを見ていられなくなったユンソは医師として自分の考えを持つようにさとす。しかし、患者の保護者たちからも不信感を抱かれてしまったシオンはますます孤立していってしまうのだった。それでも変わらないウソクの態度に納得がいかないドハンは不満を訴えるが、シオンの境遇やウソクの医師としての思いについて聞かされ複雑な感情を抱く。
勝手な行動を繰り返すシオンに、憤りを抑えきれないドハン。早々に退勤させられたシオンのため、ユンソはドハンに抗議するが真っ向から反論されて言い返せない。それでも放っておけないユンソはあれこれ世話を焼こうとするも、意思疎通が上手くいかず難航。さらに、シオンは他の科で手術不可能と診断された患者に対して、小児外科でなら治せると言って勝手に転科させてしまい、またもや院内に騒ぎを引き起こす。
小児外科に配属されたシオンだが、副教授のキム・ドハンを筆頭に周囲の反応は厳しい。その場にいなかったフェローのチャ・ユンソは酔ってシオンの部屋で眠ってしまい、犯罪者だと勘違い。その後、シオンが新入りレジデントだと知る。出勤初日、一人の術後患者の異常に気づいたドハンは再手術が必要だと訴えるも、周囲は聞く耳を持たない。患者が心配なシオンは勝手に抜け出し、強引に患者を手術室に運んでしまう。