なぜサビーナが未だにウン・ドンジュという名前に執着するのか探るべく、ドンジュはナンスクを訪ね、最後の良心に訴えようとするがナンスクは聞く耳を持たない。ナンスクと決裂したドンジュに、サビーナは心を入れ替えるからチン会長にはナンスクのしたことを黙っていてくれと懇願する。一方、30年前にチン会長が多発性硬化症の支援会にI&Kの株式を寄付し、今になり誰かがそれを買い集めていることを知ったピルスンは…。
サビーナがジュンギとの子供を妊娠していると知り2人の離婚を悩んでいたチン会長の前で、28年前の事故の加害者は自分だと自ら知らせてしまったナンスク。慌てて会長に謝罪をするも、チン会長はすぐにサビーナと出ていくよう告げる。一方、ピルスンが捕まえたソンウクの動画を撮影していた男は、ドンジュをバイクでひいた男と同一人物だった。そして、その2つは、同じ人物から依頼を受けたことだと突き止める。
ドンジュは真実を知るために釜山へ向かい、以前会ったナンスクの過去を知るおばさんに話を聞いた後“黄金の庭”を訪れる。日が落ちてから黄金の庭に入ったドンジュは、28年前の蛍祭りの時の記憶が鮮明に蘇り、その時すでにピルスンと出会い、自分は「ウン・ドンジュだ」と名乗っていたことを思い出す。一方、ミドゥムがサビーナの子供だと知ったチン会長は、ナンスクも呼び出しジュンギと離婚するようサビーナ親子を突き放す。
当て逃げした事故の加害者は自分だと認めたナンスク。ピルスンに詰め寄られた時はすでに時効だと開き直っていたにも関わらず、ピルスンの祖母の元へ謝罪に訪れる。それを聞いたピルスンとドンジュが急いで祖母の元へ駆けつけると、家の前に人だかりが出来ていて…。一方、ジュンギはソンウクから送られてきた動画を見せて欲しいとミドゥムたちの元へ。そこで、いなくなった翌日にソンウクからメールが届いていたことを知る。
釜山で尋ね人の広告を見たおばさんから話を聞けることになったドンジュ。話を聞いているうちに徐々に記憶が蘇り、自分がシン・ナンスクの娘ということを確信する。しかし、あと一歩というところで自分がドンジュなのかサビーナなのか解決できずにいた。ピルスンは父親の遺品のカメラから事件当時の写真を現像していた。そこには、赤い車の前で楽しそうに笑うナンスクとサビーナ、ドンジュが映っていた。それを見たスミは…。