早く記憶を取り戻したいチュンサンは、ユジンを誘って春川(チュンチョン)へ行き、思い出の場所を巡るが、新しく思い出すことはなかった。しかしソウルに戻ったチュンサンは、ふとしたことから昔ユジンに借りたミトンのことを思い出す。10年前のおおみそかに約束した待ち合わせ場所を訪れた2人。その時、チュンサンはユジンに伝えたかった言葉を思い出すのだった。
ユジンをかばい交通事故に遭ったミニョンは、昏睡状態から目覚め、ついに自分がチュンサンだった記憶を取り戻す。ユジンのこと以外の記憶は曖昧だったが、ユジンは徐々に思い出すはずとミニョンを励ます。そんな2人を見たサンヒョクは、ユジンとの結婚を正式に諦めることに。退院した“チュンサン”はマンションを借り、ユジンとの時間を楽しんでいた。
ミニョンがアメリカへと旅立つ日。ミニョンからの手紙を読んだユジンは、ミニョンがチュンサン本人であることに気付き、すぐに空港へと向かう。“チュンサン”と再会したユジンが喜ぶ一方、ミニョンはチュンサンとしての記憶がない自分はチュンサンではないと言い、こっそりとユジンのもとを去ろうとする。そんなミニョンを追いかけたユジンは、トラックにひかれそうになり…。
ミニョンは、チュンサンの家や高校を訪れチュンサンの足跡をたどるが、記憶は戻らなかった。チュンサンとして生きていくことを諦めたミニョンは、記憶どおりの人生を生きようとアメリカに帰り、二度と韓国に戻らないことを決意する。その頃、真実を知らずにサンヒョクとの結婚準備を進めるユジンの一方で、ミニョンとチュンサンが同一人物だと知ったチェリンは…。
ミニョンはついに自分がチュンサンであることを知る。母ミヒの主治医である精神科医を訪ねたミニョンは、自分は事故で記憶喪失になり、ミヒの願いでイ・ミニョンとしての記憶を植え付けられたという真実を聞かされる。一方、サンヒョクもまたミニョンがチュンサンだったと知るが、それをユジンに告げることなく、ミニョンにユジンを諦めるよう訴える。