容態が悪化した新生児に、祈りを込めたカンガルーケアをするヒョン。新生児の母親は、その姿に心を打たれ涙を流す。そんな中、ウンジェとヒョンが病院船で行った帝王切開手術についての調査委員会が開かれる。一方でウンジェは以前より痛めていた脚が治らず、執刀中にも痛むようになっていた。痛みをこらえる様子に気づいた看護師のアリムに促され、ウンジェはレントゲンを撮る。その結果を、チュ事務長とともに確認するウンジェだったが…。
急性肝不全を起こし、危険な状態に陥ったチュ事務長の妻を手術する医師がおらず、第一病院は騒然となる。ウンジェは、自分が執刀できるように、キム院長に直訴する。しかし、ウンジェを排除しようとしているドゥソングループから横やりが入り、キム院長は首を縦に振ることができず悩む。また、ドゥソンの会長は、ウンジェの執刀を許可することと引き換えに、理不尽な条件を出す。重要なのは病院の将来か患者の命か、キム院長は決断を下す。
ドゥソングループの会長は病院船を廃止に追い込むため、ウンジェの排除を企んでいた。病院船を守るために、ウンジェは自ら病院船を去るべきだと考える。一方、船内でもウンジェが犠牲になるしかないという声が上がる。そんな中、ヒョンは警察署へ出向き、自分が船内で帝王切開手術後の対応をしたことを話す。こうしていっそう窮地に立たされた病院船は、一旦、業務停止となり、スタッフたちはそれぞれ新たな赴任先へと就く。
初めてのデートに出かけるウンジェとヒョン。計画どおりにきっちりと行動しようとするウンジェに、ヒョンは休息という贈り物をする。そんな中、ソウルデハン病院を運営するドゥソングループと巨済第一病院の提携が発表される。遠隔診療の導入を図るドゥソンは、病院船を廃止に追い込む策を講じ始める。病院船に予告なしの監査が入り、船内で帝王切開手術をしたウンジェは、過失致死傷罪の疑いがかけられ、警察で取り調べを受ける。
心の整理をつけようとするヨンウンは、ウンジェに会いに行き、贈り物を手渡す。そんな中、ヒョンが退院し、病院船では快気パーティーが開かれる。しかし、そこにウンジェの姿はない。その頃、ウンジェはヒョンの代わりに患者へのフォローの電話をかけていた。ヒョンが診察室へやって来ると、ウンジェは退院祝いのプレゼントを渡す。心を通わせるウンジェとヒョン。そんな2人のもとに、早産の恐れがある妊婦が運ばれてくる。