ウンジェは意識不明で緊急手術を要する患者を巨済第一病院に搬送するが、外科医不足で対応できないと言われてしまう。そこで、部外者であるウンジェが異例の執刀をすることに。手術後、ウンジェは院長に病院船勤務と掛け持ちで、救急の当直を願い出る。一方、ヒョンは過去のミスがトラウマとなり、手が震えて処置ができないことを気にしていた。そんな中、優秀なウンジェが病院船に来たことで、スタッフたちの間で良からぬ噂が飛び交い始める。
執刀を終えたウンジェのもとに、母が危険な状態だという連絡が入る。ウンジェはなりふり構わず、離島に住む母のもとへ駆けつける。先日、母が病院に来ているとは知らず、ろくに話も聞かずに電話を切ってしまったことを後悔するウンジェ。そんなある日、病院船に腹膜炎の子どもが運びこまれる。ヒョンは船内での手術は、到底無理だと主張する。そこに、病院船勤務となったウンジェがやって来て、劣悪な環境下で子供の手術を始める。
クールで有能な外科医・ソン・ウンジェ。いずれは最年少の女性外科科長になると、ささやかれている。一方、韓国のシュバイツァーと言われる有名な父親を持つクァク・ヒョンは、誰もが避けたい病院船への配属を志願した奇特な内科医だ。そして、公衆医の中で最大のはずれくじを引いて病院船へ配属されたのは、韓方医のキム・ジェゴルと歯科医のチャ・ジュニョン。発想を転換し、病院船の業務を楽しむヒョンに上司や同僚は戸惑うが…。