二次試験は鍼の実技。医官でも難しいという銅人経にたやすく鍼を打つクァンヒョン。合格は間違いないと思われた。しかし、チニョンがクァンヒョンと親しくしていることを知ったミョンファンが激怒し、クァンヒョンの右腕を骨折させる。医師に試験は諦めるよう言われるクァンヒョンだが医師になる一歩手前で諦められなかった彼は翌日、試験場に向かう。思うように腕を動かせないクァンヒョンは、ある秘策を思いつくのだが…
クァンヒョンは医師の試験を受ける決意をするのだが馬医に対する周囲の風当たりは強い。みんなに侮辱され憤るクァンヒョン。チニョンは彼に医官を目指すなら我慢することも必要だと諭し、先生役を買って出る。試験の前日弱音を吐くクァンヒョンに彼女は試験に出そうな問題をまとめて渡し、うまくいくと励ます。チニョンの予想は見事に的中し、クァンヒョンは制限時間いっぱいまで解答を書き続け、見事一次試験を突破する。
棒たたき三十回の刑を宣告されるクァンヒョン。インジュの治療で瀕死の状態から回復する。チニョンの身分を知ってよそよそしくなったクァンヒョンに彼女は以前のように医女として接してほしいと話す。 コ・ジュマンはクァンヒョンに医学書を渡し、試験を受けるよう勧める。医師になるなど考えたこともなかったクァンヒョン。だがこれまで馬医であるがゆえに味わった屈辱を思い返し、試験に挑戦することを決意する。
クァンヒョン他3名の馬医は王室の馬の治療のため島に赴く。その一人が発作を起こし呼吸困難に陥る。クァンヒョンはチニョンから症状が悪化した場合、すぐ医師に鍼を打ってもらわなければ命を落とすと注意されていた。だが島の医師は明日まで戻らない。やむを得ずクァンヒョンが鍼を打つことに。幸い鍼は成功したが意識が戻らず。馬医でありながら人に鍼を打ったことが問題となりクァンヒョンは捕らえられてしまうのだが…。
諦めかけたクァンヒョンだが、チニョンやコ・ジュマンに励まされ決意を新たにする。水源地を徹底的に調べていたところ傷んだ貝と酢が原因だと分かるが、誰もクァンヒョンの話を信じてはくれない。そこへチニョンが、自分が最初に薬を試すと申し出る。コ・ジュマンの処方した薬で見事に回復。大きな手柄を立てたコ・ジュマンは医官の最高位である首医になる。誰よりもその座を狙っていたミョンファンは出し抜かれたと悔しがるが…。