チニョンは治腫院という貧民のための診療施設を開くが、ミョンファンは施療庁を開き、貧民や難病患者は受けつけないという。 一方、クァンヒョンは朝鮮に戻りひっそりと暮らしながら、施療庁が見放した患者を治療する。まずはミョンファンのやり方が間違ったと証明してからチニョンたちに会いに行くのだと。 薬契を捕らえるため兵が出動したことを知ったソンハはチニョンを守ろうとして重傷を負う。なんと瀕死の彼を救ったのは…。
側室の病はミョンファンの治療で治ったかのように見えた。だが、病は再び悪化。そこでクァンヒョンに治療が任される。病の原因は他にあると言うクァンヒョンだが、どんな理由かは言わない。そのため、五日で治せなければ命を差し出す条件で治療にかかる。 ある理由で外科手術をかたくなに拒む側室だったが、クァンヒョンに説得され手術を受けることに。手術は無事に終わり、クァンヒョンは朝鮮に帰れるのだろうか…。
もう一度外科手術に踏み切るクァンヒョン。 一方、ミョンファンたちも治療法を思いつき患者の病状が好転する。 クァンヒョンの患者の病に侵された部分がきれいに除去されていたが、治療を任されたのはミョンファンだった。国に帰る機会を逸し、肩を落とすクァンヒョンだが、その後も担当した患者の治療を続け、病を完治させる。 彼はチニョンが清国に来ていたことを知り急いで彼女を捜すが、医療団はすでに発った後だった…。
清国の側室が重病にかかり医師が募集される。もし皇妃を治療できれば、皇帝から恩赦の勅書をもらえるかもしれない。三人はさっそく都へ向かう。 クァンヒョンは先日、嫁を助けた重臣の紹介状が功を奏し代理治療をする医師に選ばれる。だが病状を診て愕然。皇妃の病は、コ・ジュマンと同じだった。なかなか治療に踏み切れなかったが、やはり外科手術を選ぶ。手術は成功したように見えたがまたしても患者が破傷風にかかってしまう。
清国へ渡って三年。重臣の嫁が、脇腹に大きなこぶができる奇病に侵され、その治療のために寧波の町へ。だが、世間に知れたら恥だと部屋に閉じ込められているという。クァンヒョンたちは一計を案じ、その部屋へ忍び込み診察。すると、なんと病ではなく、懐妊していた。その時、陣痛が始まるが、切開でしか取り出せない。クァンヒョンが切開することに…。そして、清国にミョンファンが来ることを聞き愕然とするクァンヒョン…。