ハリーが殺人犯だという決定的な証拠をつかんだジョンウ。スヨンを連れて逃げようと目論むハリーは、暴漢たちにスヨンとジョンウが乗った車を襲わせる。ハリーの狂気と執着に恐怖を感じるスヨン。本気で自分を拒絶するスヨンに、ハリーは傷ついた表情を見せるが…。一方、ミランはテジュンとの離婚を決意。ミランからすべてを聞き出し、ハリーことヒョンジュンと自分の関係を知ったジョンウは、テジュンに会いに行く。
意識を取り戻したミランはスヨンに毒を盛られたと証言し、スヨンはソウルの警察署に出頭する。ハリーと主従関係にあったユン室長と取り調べを受けることになったスヨンは、落ち着いて質問に答え、ジョンウを安心させるのだった。そんな中、キム刑事の車から発見された缶からハリーのDNAが検出されたことによって、ハリーとヒョンジュンが同一人物であること、当時12歳のヒョンジュンがキム刑事を殺害したことが証明されるが…。
ハリーの策略によって、スヨンはサンドゥク、サンチョルを殺した連続殺人犯に仕立て上げられ、ミラン殺害未遂の罪まで着せられそうになる。ジョンウは追ってきた刑事たちに銃を向け、スヨンを連れて逃亡。一方、ハリーは自宅の隠し部屋で泥酔した状態で警察に発見される。証拠をすっかり隠滅したハリーは、取り調べ室の中で余裕綽々の演技を続け…。そんな中、ジョンウは父テジュンがすべての事件に関わっていることを知り、大きな衝撃を受ける。
14年前に火災現場から救い出した子供がハリーだという事実を知ったジョンウ。一方、スヨンはハリーがこれまで自分に多くの嘘をついていたことに気づく。さらに、サンドゥクを殺したのは自分だというハリーの告白を聞き、憔悴し切ったスヨンはジョンウとともにミョンヒの元へ。キム刑事の娘ウンジュも、14年前のようにさりげなくスヨンを受け入れる。その頃、スヨンが去ったことに絶望したハリーはユン室長の前で大暴れし…。
スヨンの携帯番号から不審な電話を受けたジョンウは慌ててスヨンを探し、ハリーの家にやってくる。ジョンウに見せつけるようにスヨンを抱きしめるハリー。一方、ハリーから過去の話を聞き出そうとしたスヨンは、今までに見たことのない、憎悪に満ちた彼の姿に戸惑う。そんな中、署長と争って警察を辞めたジョンウは荷物をまとめ、実家に戻って暮らし始める。父テジュンのそばで事件の真相を突き止めようとするジョンウだが…。