キム刑事は辞表を提出し、家出したジョンウを連れて元・捜査班長のチェ・チャンシクが営むビリヤード場へ。ジョンウの携帯にスヨンから連絡があったことを伝え、捜査に協力してほしいと頼む。通話記録を手掛かりにキム刑事はスヨンの居場所を突き止めるが…。14年後。刑事となったジョンウは、出所を3日後に控えたサンドゥクの面会へ。一方 “ジョイ・ルー”と名を変え、デザイナーとしてパリで活躍していたスヨンは、恋人のハリー・ボリソンと共に14年ぶりに帰国し…。
スヨンが見つかっていないことを知ったジョンウは、父ハン・テジュンの前で大暴れし、鎮静剤を打たれて自室に閉じ込められる。スヨンを見捨てて逃げたという罪悪感に苛まれるジョンウ。キム刑事は上司の制止を振り切って、全力でスヨンの行方を追う。そんな中、目撃情報を元に捜索活動が行われ、血のついたスヨンのセーターが発見される。さらに、容疑者カン・サンドゥクが「スヨンを殺してダムに捨てた」と自白するが…。
ジョンウを家まで送り届けたキム刑事は、その付近で不審な車を見かけ、ナンバーをメモする。「雨が降ったらプレゼントをあげる」というスヨンの言葉が気になり、雨の日が待ち遠しくて仕方がないジョンウ。そんな中、ついに雨が降り出し、ジョンウは期待に胸をふくらませながらスヨンの元へ向かう。ところが、突然現れた男が路上でジョンウを拉致。ジョンウが車に乗せられる様子を目撃したスヨンは、必死でその後を追いかけ…。
“殺人犯の娘”として同級生や被害者の遺族に罵倒されるスヨン。そんな痛ましい姿を目にしたジョンウは、スヨンに「友達になろう」と言い、二度と見捨てないと約束する。スヨンの母ミョンヒは、夫を逮捕したキム・ソンホ刑事から衝撃的な事実を聞かされる。そんな中、スヨンの家の数軒先で火災が発生。ジョンウとスヨンは、中に閉じ込められていた少年ヒョンジュンを助け出し、脚の大ケガに気づいて病院に運ぶが…。
アメリカから帰国したばかりのハン・ジョンウは、夜の公園でイ・スヨンという名札を付けた制服姿の少女に出会う。「私を知らないの?」と怪訝な顔をするスヨンに興味をそそられるジョンウ。やがて雨が降り出すと、スヨンは家から黄色い傘を持ってきてジョンウに差し出した。転校初日、傘を返すためにスヨンの教室に向かったジョンウは、彼女が町内で有名な“殺人犯の娘”であることを知ってショックを受けるが…。