2021年9月24日(金)『新しい旅の形』


この夏は、カレー作りに何度か挑戦しました。題して、なべのサマーベジ(野菜)カレー。サマーベジカレーに欠かせないのが、ズッキーニ!最近、道の駅でよく見かけるので、いろいろ模索しています。色は、緑色だけでなく、黄色のものもあるようで。中には、まあるいズッキーニなんてのも、あるんですね〜。

ズッキーニのこと、はじめは西洋のきゅうり?と思っていましたが、調べてみると、ウリ科ではあるものの、カボチャの仲間だそうで。花を見てみたら、確かに、カボチャに似てます。キュウリやウリのように、背が高いわけでなく、実(み)は足元、地面に近いところから、ニョキって感じにできるのは、驚きです!驚きと言えば、ナスにも色々違いがありました!緑に、なんと白いナスも!!



サマーベジカレーのポイントは、煮込み用とトッピング用の両方をタイミングよく、調理すること。そんな中私の興味は、緑や白いナスがどんな具合に仕上がるか・・・だったのですが、残念ながら火を通すと、緑も白も違いが判らなくなってしまいました(笑)



さて、色とりどりの野菜を私たちに届けてくれる「道の駅」は、まさに食のワンダーランド!

この「道の駅」に、最近ホテルが併設されるようになりました。世界でホテルビジネスを展開するマリオット・インターナショナルと積水ハウスが運営しています。マリオット・インターナショナルの日本担当、カール・ハドソンさんが話していました。日本を訪れた外国人のお客さん。京都や大阪などの主要な観光地の次は、海や山に恵まれた地方を目指すんだそうです。今は道路標識にもローマ字表記が増え、カーナビも充実しているので、外国からの観光客でも車の運転がしやすくなったとのこと。


このホテルには、レストランはありません。「道の駅」のイートインを利用したり、食材を買い求めたりして地元の食材を堪能してもらおう…というコンセプトです。いまはコロナ禍で、海外からの旅行者は望めませんが、来るべき時期に備え、ホテル業界では着々と備えを進めているようです。



「道の駅」ユーザーの私としては、お安く泊まれるもっと簡易な施設でもよいのですが、日本の地方にたくさん人が行き来して、その日にとれた地元の野菜や果物、海の幸をいただく…とても魅力的です。旅のバリエーションが増えそうですね!

2021年9月13日(月)『心残り…』



9月2日、久しぶりに阪急の今津線沿線をニュースでロケいたしました。宝塚〜西宮北口間です。といいますのもこの区間が開業してちょうど100年を迎えたのです。おめでとうございます!

100年前といいますと、時代は大正。1921年の9月2日。当時は西宝(さいほう)線という名称でした。のちに阪神の今津まで延伸されますが、1世紀という時の流れの中で、沿線の風景は大きく移り変わりました。

沿線住民でない私にとって思い出深いのは、かの「ダイヤモンドクロス」。思い起こせば、高校時代。最後の年となった1984年にクラスメートのY君と、はるばる大阪の八尾から、阪急の西宮北口を訪れました。神戸線と今津線が、平面で垂直に交差する、とても珍しい光景です。

「ダイヤモンドクロス」の上を通過する電車は、「ガタゴトゴト…」と、独特のサウンドを奏でてくれます。神戸線は今と同じく、上り下り合わせて4線ありますので、神戸線をまたぐ今津線の乗客は、とりわけ長い時間このサウンドを楽しめる?わけです。

神戸線が通過するときは今津線が、今津線が通過するときは神戸線の電車が発車待ちになりますので、大量・高速輸送時代には適さないということで姿を消しました。



そんな懐かしの施設の一部が、阪急西宮ガーデンテラス近くの「高松ひなた緑地」に残されています。なぜ「ダイヤモンドクロス」と呼ばれるのか?私も確たる理由を知りえませんが、平面で交差している部分を少し斜めから見ると、ひし形に見えますので、そんなところからダイヤモンドとなったのでしょうか。



さて、1984年当時、もちろん写真も撮ったのですが、探しても出てこない!心残りでなりません…。Y君、まだ持ってますか?