2021年6月24日(木)『人生初体験』


梅雨の季節は、アジサイの季節でもありますね。京都の街路樹ではこの時期、色とりどりのアジサイの花を目にします。こちらは京都市役所に近い御池通沿いのアジサイです。私は特にこの真っ白なアジサイが大好きです。


さて、この季節にもうひとつ、旬を迎えているのが、海の幸、鯖の…卵。店頭に新鮮そうな卵と白子があったので購入。醤油と砂糖で甘辛く煮込んでみました。


砂糖は、黒糖と三温糖を使用。醤油は出汁醤油。酒とみりんを加え、最後にショウガ(今回はすりおろし)を少々。


こんな感じに仕上がりました!我ながら、とてもよい味に仕上がりました。鯛の子と似たような感じで、しばらく寝かせた翌日には、より味がしみこみおいしかったです。

鯖は、定食や干物・缶詰など、我々の食卓で身近な存在でしたが、卵をいただくのは人生初体験。実はこの鯖の子、非常に貴重なものらしく。この料理を教えてくれた知人曰く、「10匹に1匹」に入っていたら良いほうだそうです。京都や福井など日本海側の方々にはなじみのようですが、鮮度が保ちにくいことなどから、大阪などではなかなかお目にかかれないそうです。

50年生きても、まだまだ知らない食材があるもんです。季節の恵みに感謝・・・