2019年4月26日(金)『平成回顧』

あんなこと、こんなことあった平成がまもなく幕を閉じます。

私にとっての平成は、大学3年生のとき。バブルの残り香強いディスコ全盛期です。
卒業旅行で東欧を巡ったとき、ベルリンの壁が開放され、世界の情勢も大きく変わろうとしていた時期でもありました。

平成2年に岡山の放送局入社して早々、台風取材。そして雲仙普賢岳。阪神大震災。
平成7年4月にテレビ大阪に入社後も、東日本大震災、大阪北部地震、西日本豪雨に至るまで
さまざまな自然災害に見舞われた時代でもありました。

地下鉄サリン事件や和歌山毒入りカレー事件など、世の中を震撼させる事件にも直面しました。
大きな鉄道事故もありました。
平成3年に信楽高原鉄道の衝突事故、平成17年には尼崎のJR福知山線脱線事故。

直ぐに現場に向かい、乗車されていた方々の証言を集めました。普段何気なく利用する公共の交通機関で、あれほどの大惨事に至ったのは何なのか。
大型連休前のこの時期、あの年はかなり暑かった記憶がよみがえります。

あの日から14年。

被害にあわれた方々に哀悼の念を表し、減災、防災につながる報道を模索していきたいと、思いを新たにしました。