2021年12月6日(月)『“たま”に乗ってください!』



絵画に囲まれています。さて、私はどこにいるでしょう?
先週、和歌山電鐵の新しい車両の取材に行ってきました。



正解は、「たま電車ミュージアム号」。まさに、走るミュージアムです。

【動画】https://youtu.be/ReLYfzNH_YE←動画はこちらから



伊太祈曽駅に降り立つと、出迎えてくれたのは「よんたま」さん。そう、あのたま駅長の後任、ニタマ、SUNたまたま、に続く4番目の“たまちゃん”。

今回は、すごすぎる!車両がお目見えしました。車両デザインの巨匠「水戸岡鋭治」さんがデザインされました。改装にかかる資金は、クラウドファンディングなどの支援金でまかなわれています。



和歌山電鐵は、2006年に南海電鉄から「両備グループ」に経営が変わり、廃線の危機を逃れました。大手ではなく、地方の交通機関が支えるという珍しい構図です。
地方の交通機関をなくしてはならない…という「両備グループ」の小嶋光信代表の熱い思いでここまで、運行を続けています。

しかし、経営状況は、コロナ禍にも見舞われ、厳しい状況です。

もはや沿線の方々だけではどうしようもない。そんな中、一助となったのが、「クラウドファンディング」。
新しい車両も出来上がりましたので、沿線以外のみなさんにも、一度は、あるいは、“たま”に、乗っていただくと、存続の糧になります。

和歌山電鐵に乗るには、JRの和歌山駅からか、車の場合は今回セレモニーのあった「伊太祈曽(いだきそ)駅」を目指してください。格安料金の駐車場もあります。