2023年7月25日(火)『初鳴き 初泣き?の季節』

先月の下旬、沖縄に孫の顔を見に行きました。
ドンピシャで梅雨明け。
連日の青い空。そして蝉が鳴いていました。
あれからまもなく1ケ月。我が家の近所でも蝉が鳴いています。
今年の初鳴き?です。


さて、今年も初鳴きの季節を迎えました。
辞書(三省堂国語辞典第7版)を見ると 初鳴きとは・・・・・
① 鳥や虫などが、その季節にはじめて鳴くこと
そして
② 新人アナウンサーの、はじめての放送
と掲載

そうなんです。5月〜7月にかけては、各放送局「初鳴き」の季節なんです。

新人アナウンサーが会社での社会人としての研修を終え、アナウンサーとしての研修を終え、いよいよ放送に第一声が・・・。

ラジオテレビ兼営局なら ラジオニュース、テレビ単営局ではテレビニュースがデビューになります。
(最近は番組でのデビューだったり、イベントでのデビューというのも結構ありますが)

いやいや初々しい。

昔も今もアナウンサーはニュースが基本(AIには負けません)

テレビ大阪のアナウンサーは全員が各地方の放送局でキャリアを積ませてもらい、テレビ大阪では中途採用となり 新人とは言えません。
しかし、局が変わればシステムや人間関係など環境が大きく変わりますので、テレビ大阪での第一声は、第二の初鳴きと言ってよいでしょう。

加守アナウンサーのブログを覗き見ると、プロ野球中継のリポーターデビューについて書いていました。
これも、初鳴きですね。

ちょうど、私のななめ向かいに加守アナウンサーが座っているので聞いてみました。

Q.:初鳴き覚えてる?
A.:ルーキー時代の5月10日 昼ニュースデビュー。
ホンマ緊張しました。心臓バクバク。1回目は噛んでしまい、2回目は時間内にニュースを読み切れなかった(これは初泣き?)

Q.:局の人の感想は
A.:局の注目大。「落ち着いてよかったね」「内容どうこうよりデビューできて良かったね」と好評価。
時代なのか、関西からもスマホ見たよとの感想も。

今はキャリア4年目にして泰然自若の加守アナウンサーの基礎は前局の鹿児島時代に作られたのですね。

では、
前田アナウンサーはどうでしたか? ・・・・ すみません ニュースで不在です。
川北アナウンサーはどうでしたか? ・・・・ すみません ニュースで不在です
ウーデンアナウンサーはどうでしたか? ・・・ すみません ロケで不在です。
福谷アナウンサーはどうでしたか? ・・・ すみません ロケに行っちゃいました。


今、ニュースやスポーツ中継、番組で活躍しているアナウンサー。皆にこんな時代があったんですね。

ニュース・番組・野球中継。これからの活躍がますます楽しみです。

ちなみに私の初鳴きは、38年前の5月末 ラジオニュース。
ペアを組む先輩が同じニューススタジオに入ってくれましたが、足がガクガク震えていたのを今でも覚えています。

でも、キャリアを積んだ今の方が緊張します。
失敗できないプレッシャー。恐いよ慣れ。




追伸:
春から放送局で研鑽を積んでいる次男も、プロ野球中継のリポーターデビュー、ラジオニュースデビューに続き 最近、テレビニュースでデビューしたそうです。
各局の番組を聴けるアプリで野球中継の前番組を担当しているのを偶然聴いたのですが、まあルーキー。
ラジオ聴きながらヒヤヒヤ。