2023年4月21日(金)『週末 ボクシング、週末 テニス』

先週の土日、プロボクシングの中継で
難波のエディオンアリーナ大阪へ。

週末と言うこともあり、両日 街は大変な賑わいでした。
華やかな街の雰囲気から、一歩入った先は、勝者と敗者を分ける戦いの舞台。
テレビ大阪が15歳の頃から取材を重ねている加納陸選手は、ドローの判定で、タイトルを防衛し、新鋭 尾崎優日選手は 圧倒的な強さを見せて 世界ユースの王座を獲得しました。

ボクシングの取材には30年以上関わっていますが、体調管理(体重)、
安全を考えて試合数の制限(負ければ終わりの意識)と 厳しい中に選手、関係者は身を置いていると感じます。

だからこそ、そんな想いも実況やインタビューで伝えたいのですが、なかなかこちらは、合格点がとれません。

タイトルをとった尾崎選手は、試合が終わったら食べたいものが減量中に浮かんでくるらしく(スイーツ、焼肉、ラーメン等々)、それらが食べられる試合終了から1週間が人生至福の時だとか。



さて、こちらも厳しい世界がテニス。
華やかに見えますが、ランキングシステムでポイントを取らなければ、なかなか試合に出場できません。
そんな中、女子テニスの世界4位にまで上り詰めたレジェンドの伊達公子さん、杉山愛さん、神尾米さん、浅越しのぶさん等が立ち上がり、ITF国際テニス連盟.賞金1万5000ドルの大会を日本で6つも開催することになりました。

最初の大会が、大阪の
うつぼテニスセンターで開催中の
「ITF女子ワールドテニスツアー.W15 大東建託オープンsupported by JWT50」

伊達公子さんが、トーナメントディレクターとなり、若い選手を支援、裏方に徹します。
もう17年前ですが、全仏オープンテニスの中継実況を担当した時、パリの放送席に座ってくださったのが伊達公子さんでした。
大阪の会場でお話しを伺いました。
今のテニス界を盛り上げ、若手にチャンスをどんどん与えて、世界への扉を作りたいと言う熱い想いが、静かな口調から伝わってきました。

伝説の伊達公子さんが
トーナメントディレクターとして大会を支えます。

ぜひ、テニスファンの皆さん
週末は、大阪うつぼテニスセンターに足を運んでください。入場料は無料です。

(9月には、WTAツアー、10月には世界スーパージュニアテニスも開催です。)