2022年11月21日(月)『ボクシング取材記』

来月11日に行われるボクシング中継に向け、
先日、三田市にある「TAISEI BOXING GYM」に取材へ行きました。
毎回思う事ですけど、
ジムの外からでも聞こえてくる、
パンチがボクシングミットを叩く乾いた音、
力を込めるために発する選手の「シュッ!」「ハッ!」という声を聞くと、
ボクシングの世界に引き込まれるような感じがします。

この日は、来月実況を担当する
松岡輝(ひかる)選手と尾崎優日(ゆうが)選手の取材。

松岡選手は、双子のボクサーで、
弟・新(あらた)選手も現役プロボクサー。
2018年には、若手の登竜門・ユース王座も獲得した有望株です。

一時は、モチベーションを保てず、グローブを置いた松岡選手。
今回は3年ぶりの復帰戦です。
松岡選手は
「3年間離れたことで、大人のボクシングが出来るようになった。
今回は、チャンピオンになるという強い気持ちを持ってやっていきます」と話します。

そして、尾崎選手も気合十分でした。
この日は、実戦形式の練習・スパーリングでした。


(画面右 白のTシャツが尾崎選手)

尾崎選手の持ち味は、
何といっても、その圧倒的なスピード。
それまで拳が当たらない距離にいても、
一歩の踏み込みで、一気に相手を射程圏内に捉えます。

この日は、本来の尾崎選手の距離感ではない
「近い距離」でどう戦うかという点にも、重点を置き、
練習してきた技術の確認を行っていました。

前回プロデビュー戦は、1R1分16秒と圧倒的な力を見せつけた尾崎選手。
どんな戦いを見せてくれるのか、今から楽しみです。

※最後に取材マル秘ネタ
 ・尾崎選手は元プロボクサーの父・次郎さんの影響で3歳からボクシングを始める。
 ・大きな袋に服を入れ、サンドバック変わりにして遊んでいた。
 ・サウスポー構えだが、実は右利き。ボクシングに有利になるように父・次郎さんが教え込んだ。

まだまだ、書きたいことだらけです…

試合の模様は、
YouTubeチャンネル「テレビ大阪ニュース」でライブ配信!
配信日が近づきましたら、またお知らせします。

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こちらからご覧いただけます。