2022年4月23日(土)『左を制する者は世界を制す』

日本勢初の世界4階級制覇を達成した井岡一翔選手をはじめ、
多数のプロボクサーを輩出した「井岡ボクシングジム」
そこから、世界を目指すボクサーがいます。



IBFスーパーフライ級8位
石田匠(いしだ・しょう)選手。(上記団体が4月13日に発表)
大阪・堺市出身の30歳です。
小学6年生でボクシングを始め、2009年には国体で優勝。
プロテストを免除され、プロボクサーになりました。
ここまでプロ通算 32戦29勝3敗。
敗れた3敗は、すべて「世界王者もしくは世界戦経験者」と、
世界の壁に阻まれてきました。

前の試合は、
元世界3階級王者・田中恒成選手との一戦。
1−2と判定が割れた接戦で、惜しくも敗れましたが
石田選手は大きな手ごたえをつかんだと言います。
「あの試合で僕は強くなった。ようやく自分の理想のボクシングに近づいている」

石田選手の特徴は、
プロボクサーからも称賛される「左ジャブ」
ジャブからリズムを作り、ジャブから始まるコンビネーションで、試合の主導権を握っていきます。

取材をしていて驚いたのが、「ジャブのスピード」です。
遠い位置から一気に踏み込んで、相手との間合いを消し、
左を伸ばしていきます。
さらに、それをギリギリまで同じフォームで上下に打ち分けていました。

「左を制する者は世界を制す」
自慢の左ジャブを武器に次こそ、世界の頂点を目指します。

石田選手の次戦は、4/24(日)
『三田から世界へ18&KEEP FIGHTING.4』
テレビ大阪公式YouTubeチャンネルで生配信(12:00配信開始予定)

石田匠 VS カルロ・デメシーリョ
解説:徳島尚 実況:前田拓哉

また、
大成ボクシングジム所属・加納陸選手の世界前哨戦も生配信!
加納陸 VS サンチャイ・ヨットブーン(タイ)
解説:徳島尚 実況:植草結樹アナウンサー