2022年2月24日(木)『タイガースキャンプリポート②』

昨夜に続いて、沖縄のキャンプリポート。
去年は、12球団最多の77勝をあげながら、
ゲーム差なしの2位と悔しさを味わったタイガース。
どの選手も、練習から今季に懸ける強い思いを持って取り組んでいますが、
特に印象に残った選手がいます。

それが、チーム最年長・プロ19年目を迎える糸井嘉男選手。
今年7月には41歳を迎えます。

今年のキャンプでは、出場機会を増やすため、
本職の外野だけでなく、
一塁での守備練習にも取り組むなど、精力的にトレーニングに励んでいます。



この日は、あいにくの雨。
室内での練習がメインでしたが、
夕方ごろグラウンドに姿を見せると、
レフトからライトまで130m近い距離を走りながら行う守備練習
「アメリカンノック」に参加。
若手や中堅選手に交じりながら軽快な動きを見せていました。

また
別の日には、若手に交じり居残り練習。
1時間に渡り、藤井康雄コーチとロングティーを敢行。
(トスしてもらったボールを飛ばす練習)
この飛距離がまた凄くて、打球が場外に消えていくこともあります。
球拾いのスタッフも最初は1人でしたが、最後には3人に増えていました。

プロ通算打率 .298 積み重ねてきた安打数は1718本。(日本野球機構HPより)
別メニュー調整を行っても良い立場にある球界屈指のバットマンが、
完全復活へ向け、汗を流す姿がチームに与える影響は本当に大きいと思います。

キャンプも最終盤。
これからオープン戦も始まります。
選手みなさんが、ケガなく調整を終え、
万全の状態でシーズンに臨むこと。
そして、17年ぶりの優勝へ躍進する姿が今から楽しみです!