2021年12月14日(火)『手作りの魅力は…』
大阪南港ATCホールで開催した『OSAKAアート&てづくりバザール』
38回目となる今回もたくさんの方にご来場いただきました。
(※初開催は2009年3月)
![](https://cdn.tv-osaka.co.jp/ip4/ana/maeda/nikki/__icsFiles/artimage/2021/12/14/ana_c_02_42/211214_s01.jpg)
会場には、
オリジナリティ溢れる作品がズラッと並んでいて、
「どこから見ていこう…」と、凄くワクワクしました。
![](https://cdn.tv-osaka.co.jp/ip4/ana/maeda/nikki/__icsFiles/artimage/2021/12/14/ana_c_02_42/211214_s02.jpg)
木べらや置き時計を買ったり、
動物のイラストや羊毛フェルトに目を奪われたりしながら、
練り歩いていると、
木彫りの置物が並べられていました。
鶏やイルカなど様々な動物が形作られていたのですが、
良く見てみると、
目や鼻、胴体と翼など、部位によって使われている木が違うんです。
ご主人に伺うと、
「使う木によって触った時の質感や、見た目の立体感が全然違う。
この繋ぎ合わせる作業が凄く大変。だけど面白い。
一つ作るのに長ければ2日間だから全く採算に合わないよ」と言いながらも、
終始笑顔で、
こだわりや製作に対する思いを話してくれました。
ほかにも、
たくさんの作家さんにお話を伺いましたが、
皆さんに共通しているのが、
作品に対するこだわりや思い入れがとにかく強いこと。
「このレースに魅せられて、インドの北西部の町から買い付けている」
「この花びらの色を表現するために5回に分けて焼いている(京焼)」などなど。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが、
物を売る。 のではなく、 自分の分身を譲る。
それだけのこだわりの強さを感じました。
作った人の表情や思いに触れる。
これからも、こういったイベントに参加したいなと思います。
『OSAKAアート&てづくりバザール』
次回の開催は、2022年3月19日(土)〜21日(月・祝)です。
たくさんの笑顔が広がりますように。