2021年6月30日(水)『表情を大切に』

Jリーグ中継でお世話になっている解説の加地亮さん。
鋭い解説と、サービス精神たっぷりな「おもしろトーク」で中継を盛り上げてくれます。



そんな加地さんと言えば、
日本代表の不動のサイドバックとして2006年ドイツW杯でも活躍されました。
加地さんに、今サッカーをしている子どもたちが
「良いサイドバックになるためには何を意識すれば良いか」尋ねると、

1 『表情を大切に』

2 『走り切ること』
加地さん自身、特に意識していたのは、攻めあがった後の「戻る時のスピード」

3 『気遣い』
チーム、味方はどうしたいのか。どうすればチャンスが広がるのか。
気遣い出来れば「予測の幅」が広がり、反応するスピードも上がる。

上記の3点を挙げてくれました。
その中で、私が特に印象に残ったのが「表情を大切に」で、
加地さんいわく

「相手にとってどう見えるかが重要。90分間表情一つ変えることなく、
黙々と自分にマークが付いてきたらどう思う?逆に、90分間ずっと走って
『もうそろそろ限界』と思った時に、相手がニコニコしながらマークしてきたらどう思う?
しんどいのはみんな一緒。相手に隙を見せないのもだし、
苦しい状況に置かれても、心の中で余裕を持てるかが凄く大切」

現在は、経営者の一面も持つ加地さん。
現役時代はもちろん、今も表情を大切に仕事に向き合っているそうです。

加地さんからは、いつもたくさんのことを教えてもらいます。
私も、どんな時も表情を大切に、物事と向き合っていけるようにしていきます。