2021年2月10日(水)『『集団接種』か『個別接種』か』


富田林医師会の藤岡雅司医師にお話を伺いました。
富田林医師会には、
富田林市を始め、河南町、太子町、千早赤坂村の医療機関が所属していて、
新型コロナウイルスのワクチン接種も、4市町村と連携して進めています。

新型コロナウイルスのワクチン接種を巡っては、
「早くて近くて安心」をコンセプトに、
現在、東京都・練馬区が計画している『練馬区モデル』が注目されています。
『練馬区モデル』の大きなポイントは、
診療所での個別接種がメイン、集団接種はカバーであることです。
また、既往歴などを把握した『かかりつけ医』が接種することで、
副反応にも対応でき、人々の移動も制限できるとされています。

そんな中、
富田林医師会が現在、模索しているのは、『集団接種』
診療所での個別接種は予定していないと言います。
どうして、集団接種を推奨するのか。
そこには、2009年新型インフルエンザのワクチン接種でのノウハウと、
「地域の人に二度とあんな思いをさせたくない」という教訓がありました。

きょうの『やさしいニュース』でお伝えします。