2020年1月17日(金)『あの日から25年』

6434人の命を奪い、
3人が行方不明となった
阪神淡路大震災からきょうで25年。
(神戸市発表)
地震が発生した午前5時46分には、
亡くなった方をしのび、
黙祷が捧げられました。

みなさんにお話を伺うと、
「当時を思い出すから本当は来たくない。
だけど、一年に一度、この場所だから
亡くなった家族に会えるんじゃないかと思い、勇気を持って来た」 (80代)

「25年はあっという間。
当時8歳だったけど、亡くなった父のことは
今でも鮮明に覚えているし、きょうは花を手向けに来た」 (30代)

「初めて追悼行事に出席して、みなさんの表情を見て、思いを聞いて。これまでこの街に住んでいて知らなかったことを恥ずかしく思う。しっかり私たちが伝えていきたい」 (高校生)

震災から25年。四半世紀と言えば、
長い年月に聞こえますが、
当時の事を涙ながらに話す姿から
改めて、
阪神淡路大震災は、過去のことではない。私たち若い世代が、
震災や、その教訓を学び
伝えていかなければならないと感じました。

きょうの
やさしいニュースでは、
25年を迎えたきょう1日の動きや
神戸市で行われている追悼行事の
会場から中継でお伝えします。
どうぞご覧ください