2020年1月15日(水)『まもなく阪神淡路大震災から25年』

先週、震災から25年を迎えるのを前に、
神戸市にある人と防災未来センターで行われた行事に参加しました。
集まっていたのは、震災を経験していない
いわゆる「未災者」の中学生や高校生、大学生ら。
阪神淡路大震災や東日本大震災について学び、
その教訓をどう生かすか発表していました。

・地域住民や福祉協議会を巻き込んで避難所の開設訓練をしたという中学生。

・東日本大震災で被災した福島の高校と連携し、
災害や防災についての新聞記事を作成する高校生。

・災害の時に必要な判断、行動を学べるボードゲームを製作し、
地域の子どもたちに伝える高専生。

一生懸命報告する姿は、心動かされるものがありました。



去年のこの時期にも、少し触れましたが、
震災当時、私は6歳で、断片的な記憶はあるものの、
被害の大きさを知ったのは、それより大きくなってから。
そういう意味では、私もみなさんと同じ「未災者」です。

近い将来起こりうる南海トラフ巨大地震を始め、
大きな災害が起こった時、
少しでも被害を小さくするために自分に何が出来るのか。

「未災者」だからこそ大震災を知り、さらに「未災者」に伝え繋いでいくこと。
25年という歳月が経過するこれからは
一層大切にしなければいけないと感じました。

もちろん起こらないにこしたことありませんが、
災害報道についても、
しっかり伝えられるように日頃から備えていきます。