哲朗の直球ド真ん中!!

2023年11月30日(木)『ボクシング初実況』

遡ることおよそ2か月前。
キャリア初となるボクシング実況に携わらせていただきました。

私が担当したのは、石脇麻生選手(石田ジム)対木村文祐選手(白鷺ジム)のウェルター級の一戦。
1つ1つの打撃が重く、一瞬のスキが命取りになる緊迫した展開となり、最後は石脇選手の6ラウンドTKO勝利。
実況中は試合にのめりこみ、終わった後も、まだ喋っていたい!楽しい!こういった感覚を持つのは久しぶりでした。



当日はプロボクサー・浪花のプリンスこと石田匠さんに解説していただきました。
石田さんも初解説ということでしたが、絶妙な間合いと分かりやすい解説で、私も勉強させていただきました。



さて、12月10日の日曜日、夕方5時30分からテレビ大阪公式YouTubeチャンネル「大阪NEWS」でボクシングのライブ中継の配信を行います。
石田さんはボクサーとして、今度はリングの上で戦います!
当日の試合全てをご覧いただけますが、後半4試合は実況・解説付きでお伝えします。
私もそのうち1試合を実況予定です。ぜひご覧ください!

2023年11月21日(火)『阪神秋季キャンプ取材』

38年ぶりの日本一からわずか2日。
高知・安芸市営球場では照りつける日差しのもと、若トラたちが来季に向けて始動していました。

第2クール初日のこの日、和田2軍監督は練習前に選手たちを集めてこんな話をしていました。
「日本一のチームの一員だということは誇っていいこと。でも、胴上げに参加できなかったのは悔しいこと。我々は日本一のチームに挑む立場。岡田監督も連覇のためには新戦力の台頭が必要と話している。来年の胴上げに参加するんだというイメージを持って秋季キャンプを過ごそう」。

日本一のチームに挑む選手たち。来季1軍で活躍してくれそうな選手が本当に多い。
その中でも、野手では野口選手、投手では門別投手がひと際輝いて見えました。
取材の数日後に支配下登録されることになる野口選手。
打撃練習では誰よりも遠くに飛ばし、大山選手の放つ放物線を思わせるような高弾道の打球が次々とスタンドに突き刺さっていました。
入団時から5キロ体重が増えたという門別投手。
しっかり制球された重く伸びのあるストレートが、バシーン!バシーン!とブルペンに響いていました。

岡田監督はファンに向けて優勝・日本一の余韻に浸ってくださいと話していましたが、選手たちは早くも来季に向けて順調に調整が進んでいるように感じました。

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2023年11月7日(火)『誕生日は過酷な日?〜後編〜』

更なる高みを目指して―

誕生日は何か大きなことに挑戦する日にしよう。
そう決めた私は、人生初、上空4000メートルからのスカイダイビングをやってみようと決意したのです。

というわけで、兵庫県・但馬空港発着のスカイダイビング体験コースに参加してきました!

当然、インストラクターさんと一緒に飛ぶのですが、上空でパニックを起こすと2人ともに危険が及ぶわけで、事前に着地までの手順やダイビングの基本姿勢など入念にレクチャーを受けます。



さあいよいよ出発!

この体験では、インストラクターさんの腕に付けた小型カメラで一部始終を撮影してくれます。
意気揚々とこれから乗り込む小型機に向かうと・・・



な!なんと!ドアがありません!スカイダイビング専用設計!



そのままテイクオフ!
ドア全開のままグングン高度を上げる小型機。
外から入ってくる空気は徐々に冷え、ドアが開いたまま雲に突入!
旅客機に乗っているときとは異なり、空を飛んでいるんだという感覚が肌を通じてダイレクトに伝わってきます。



もう引き返せない。そう悟った顔です。顔が引きつっていますね。

20分ほど経ち、上空4000メートルのダイビングポイントに。
機内からまず足だけをぶらりと降ろし、顔は上に向けます。



叫んでいますね。(笑)
この瞬間が一番怖かった。



3、2、1、ゴー!!





うわああああああ!!!
ここまでわずか1秒。もう小型機がこんな遠くに離れています。

体勢が安定するまで、どっちが上でどっちが下か全く分かりません。
よく、「ジェットコースターで感じるような浮遊感はあるの?」と聞かれるのですが、機体から飛び降りたこの一瞬だけ感じられます。
あとは猛烈な向かい風を全身で受けるので、落ちているというより、風で上に押し上げられているという感覚のほうが強いかもしれません。



落ち始めて15秒ほど経ってようやくカメラの存在を思い出し、必死のカメラ目線。
テレビでバラエティ番組を見ていて、ダイビング中にリアクションが取れるタレントさんがいかにすごいか痛感しました。(笑)

それから、離陸前にあれだけ練習した基本姿勢も、インストラクターさんに肩をチョンチョンとされてからハッと気づき、ようやくできたくらいですから、あの状況で冷静でいるのはなかなか難しいと思います。
ちなみに、飛んでいるときは、ゴオオオという猛烈な風の音で、インストラクターさんとの意思疎通はほぼできませんでした。



パラシュートを開くまでのフリーフォールが約30秒。
景色を楽しむ余裕もあり、体感時間は思ったより長めです。
インストラクターさんはプロ中のプロで、安全なことは重々承知なのですが、それでも、ちゃんとパラシュートが開いてくれてよかった!



着陸〜。



泣いているのでしょうか、笑っているのでしょうか。
見事なまでにどちらともとれる表情です。
音声ありで聞いてみると、「生きててよかった〜!」と叫んでいました。(笑)



去年に引き続き、挑戦する日となった誕生日。
今年もやはり、若いうちに経験できてよかったです。

さてさて、来年の誕生日はどうなることやら。