2022年1月21日(金)『とんど焼き』

この週末、
近所の神社の「とんど焼き」に行きました。

人がまばらな時間帯に境内を訪れると
かろうじて火が残っている状態でした。



去年、ギックリ痛めてしまった腰を中心に
ご利益を頂いたつもりです。
後厄である今年、無事に過ごせるよう心に誓いました。

私の地元では「とんどさん」と呼んでいた記憶があります。
正月飾りや書き初めを焼いた煙をあびて
1年の無病息災を願ったものですが、
鮮明に記憶に残っているのは、「焼きみかん」の味。
正月飾りなどで使用したみかんを丸ごと炭の中に入れて温めて頂くのです。

焼かれて甘みが増したアツアツみかんを
寒空の下、口いっぱいに頬張る・・・
炭の香ばしさとともに脳裏によみがえります。

と、同時に思い出すのは祖母の手です。
熱々のみかんを軍手もせずに素手で扱い
丁寧に皮をむいて食べさせてくれました。
一体、手の皮はどうなっているのでしょう!?
「歳をとったら、あんたもできるようになる」
と当時笑って話しておりましたが、
私の手にその気配は全く訪れておりません(笑)

まずはもっと家事を手伝う。
年のはじめに、
ささやかながら今年の目標が決まりました。