2021年10月11日(月)『あぁ、これか』

週末、長男の運動会がありました。
2週間ほど前から、
リレーに向けて
近くの公園でかけっこの練習をしていました。

そして迎えた本番。
トップの順位で息子にバトンが渡るではありませんか。
「バトン落とさないで」
「転ばないで」
「ちゃんと前見て走って」
という心配から
「できればかっこよく走って」
「追い抜かれないで」
「ていうか差を広げたりして」
といった期待まで。
心の中は大忙しでした(笑)
無事に走り終え、充実した息子の表情を見て
少しジーンと来ました。

あぁ、親って、これなのですね。

私が小学3年生の時の話です。
兄が同じ小学校の6年生で児童会長。
父がPTAの役員を務めるという時期がありました。
(今思うと、なかなか濃密な環境です)
全校児童とPTAの皆さん、先生方全員が集まる会で
兄が壇上に立ち挨拶を行いました。
無事に兄が役目を終え、閉会に向かう途中
PTA役員席がざわざわとし始めたのです。

父が机に突っ伏して、号泣しているではありませんか!!

当時の私からすると、
「えぇーー!」の一言です(笑)

ただ、今ならなんとなくわかります。
これからもっとわかるようになるのでしょうか。

週末、良く晴れてくれたおかげで
いろんな思いを巡らせることができました。