2002年4月
放送番組審議会の報告
4月の放送番組審議会は17日、和田委員長以下7人の委員が出席して開催された。冒頭、鞍田社長は国会に上程中の「個人情報保護法案」などいわゆるメディア規制関連法案について、「運用次第で国民の知る権利、ひいては言論の自由や表現の自由を制約しかねない可能性がある」と指摘。委員の意見を求めた。これを受けて委員の間からは「法案が国民の知る権利を規制するなら本末転倒。この法案には問題が多い」、「個人情報や人権の保護はメディアの自主的努力で行うべきだ」などの意見が出た。 |