2002年3月
放送番組審議会の報告

 三月の放送番組審議会は四日(月)に本社会議室で開催された。冒頭、鞍田社長が、社業について報告した後、四月から日曜夜十時に始まる本格的経済ドキュメンタリー「ガイアの夜明け」の概略を説明。さらに視聴者から寄せられた苦情や要望が紹介された。

 引き続き毎週土曜日朝九時に放送されているテレビ大阪制作の経済番組「経済コロンブス」で、社員の平均年齢64.5歳のビルメンテナンス会社を取り上げた回の合評に入った。

 委員からは「社員の明るさは好感が持てたが、会社の経営状況などの話が明確に出ていなかった」、「スタジオ出演者の役割分担やコメントがはっきりしていなかった」などの批評のほか、「この会社がどのような会社なのか、表面的なきれいごとではなく、視聴者が本音で知りたいことを深く取材してほしい」との注文もあった。

 また、「定年を過ぎた人を集めた会社の紹介だけにとどまらず、定年制を考える内容にするなど、社会的な視点や狙いも取り入れてほしい」との意見も出された。