1997年12月
放送番組審議会の報告

1.開催月日  平成9年12月16日

2.出席委員7名=和田亮介、久米川良子、若一光司、平岡磨紀子、細川益男、阪野拓也、富沢秀機(敬称略)

3.審議内容
冒頭、深川社長は
  1. 日本人の最大の関心事は景気のことであり、こういう時はちょっとした言葉遣いの間違いで大変な事態を招く恐れがあるので、ニュースなどのコメントには細心の注意を払いたい
  2. デジタル対応の新館への引っ越しが始まっており、放送の新しい時代に向けて準備を進めていると報告。
次に牧編成担当局長が、11月の視聴者対応について「火曜ゴールデンワイド」など旅・グルメに対する問い合わせが相変わらず多いと解説。
引き続き、11月22日からの特別番組の視聴率と今後の予定を説明。
委員からは「エコノステーション」で山一証券の自主廃業を生放送で取り上げたことに関連し、今後もタイムリーな内容の放送をという要望があった。
また、「環境スペシャル」のようなドキュメンタリー番組では、テーマに対して問題意識を持ったキャスター選びをという意見が多く、キャスティングの重要性について熱心に討議された。