新年初めの旅は伊勢の旅。伊勢神宮へ初詣に出かけました。毎年参拝しているのですが今年は1泊2日、初日に外宮、2日目に内宮をお参りする日程にしました。伊勢神宮の2つの本宮、内宮と外宮を回る場合、先に外宮に行くのがしきたりなんだそうです。
伊勢市駅から徒歩10分、味わい深い参詣道を進むと外宮の鳥居が見えて来ます。鳥居の奥に見えるのはこんもりとした森。その森の中に外宮の神殿はあります。確かに神様がいるような雰囲気。近くを歩いていた女の子二人組は「まるでトトロの世界よねー」などと例えていましたが確かにそうかもしれません。
森の中の参詣道はひんやりとして凛とした空気に包まれ、神に近づくとはこういう気分なのか、と実感します。
外宮のご祭神は豊受大御神。神々への食事を司ったことから、衣食住、農耕、産業の神として祀られています。そんなことは何となく知ってましたが「内宮は国家安泰など大きな願い、外宮は家内安全など身の回りの願いをするとよい」と、妻が一言。へーそうですか。意外にもの知りで感心。たどり着いた拝殿で今年も家族無事過ごせるようにと祈願しました。明日は内宮でニッポンの平和でもお願いするか、と思った伊勢参り1日目でした。