イカと朝市の港町・佐賀県呼子の旅。呼子は佐賀県の北の端、その呼子の中でも北の端が「波戸岬」、「はどみさき」と読みます。
玄界灘の雄大な景色が楽しめつつ、子どもが水遊びできる砂浜もあったりして、家族連れのお客さんが結構多く来ていました。海と緑、砂浜に囲まれたのどかな風景の中に、波戸岬名物とも言える、異様な小屋があります。
「サザエのつぼ焼き」。小屋の中には網焼きの屋台と客が座るカウンターがズラリ。なかなか見ない光景です。各屋台では愛想のいいおばちゃんたちが手慣れた手つきでとれたてのサザエを美味しく焼いてくれます。サザエの他にイカ焼きもあって一皿500円。市価の半額以下で食べられるとあって、この日もカウンターは満員。空くのを待って私もようやく着席。サザエとイカ、両方注文します。「お客さんどこから来たの?」「今年はまだ暑いねえ」おばちゃんとのまったりした会話の間にも、七輪の炭火で、サザエがグツグツ 、イカがパチパチ…。海の香ばしさが店内に充満します。
サザエ、イカともに海の香りと獲れたての甘みが楽しめて大満足の味!こんな素敵な佐賀県・呼子を明日の「おとな旅あるき旅」では女優・奈美悦子さんが旅します。呼子朝市・イカの活け造り、そして離島に伝わる秘伝のイカ料理とは?土曜日夕方6時30分、お楽しみに!!