第一章から中国語の翻訳をお願いしている姜(ジャン)さんです。上海出身で大阪大学の修士課程を終え、同大学助手として勤務しています。英語もできる才女です。
第一章「甦るシルクロードの大地」のロケには通訳として新疆ウイグル自治区にも同行してもらいました。
今日は、先日行ったロケの中国語部分を訳しに来てもらいました。
2009 年 11 月 のアーカイブ
中国語翻訳の姜さんです
普段の仕事@児島記者
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10月~11月ロケ4日目:とうとう最後のロケ IN 上海
きょうの夜には大阪へ帰ります。本当に最後の中国ロケです。格差社会富裕層の象徴である上海の様子を撮影するのが今日の目的です。今日は7時半起床、毎日寝不足でアラフォーの取材班には少々きついのですが、まずは上海発展の象徴の一つ車と自転車の通勤ラッシュを撮影しました。中国は今年自動車生産台数でアメリカを抜いて世界一が確実です。
その一方、日本ではほとんど見かけない電動バイクがなんと年間2000万台も生産されているんです。理由は免許が要らずスピードも50キロぐらいと高性能で、町を走るだけなら車よりもむしろ便利だからです。夜、音もなく高速で迫ってくる無灯火の電動バイクは本当に恐ろしいです。その後、見なれた景色外灘に行きました。しかし上海万博が半年後に迫る中どこもかしこも工事中で撮影場所を探すのに一苦労、何度も撮った正面にテレビ塔がみえるお決まりの風景ですが、発展が早く毎月光景が違うのでその都度取り直さなければなりません。
最後は浦東のビル群を撮影し、ついに終了です!!
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▲上海リニアの車内
夜8時、関西空港に到着しました。これにて海外での撮影は終了、これから今まで撮影した膨大なテープとの格闘が始まります。
10月~11月ロケ3日目:強行ロケ3日目 ゲリラロケの行方
朝7時に起床、このところ5時台に起きていたので7時でもゆっくり寝た気がします。
今日の課題は、ムティの新しい学校。天空村(大石頭村)の隣村にある大きな小学校です。
小中一貫、9学年で1112人の生徒がいます。天空村の3年生からはムティも含めて
3人がこの学校に編入しました。宿舎も整備されていますが当然お金がかかります。借金を背負いながらも何とかいい学校に行かせたいという両親の思いは伝わっているでしょうか?さて、この学校、知り合いがおらず許可を取っていないので行ってみてお願いしてみるしか方法がありません。同行してくれるのは翻訳をお願いしている蒋さんです。学校に到着するとまずは交渉、蒋さんがムティの担任の先生に話をしています。私と増田カメラマンはとりあえず最低限の映像を撮るために学校の外観や通学する子どもを撮影、ふと見ると金さんが両手をあげて丸を作っています。撮影OK! 担任の一存でOKになるところが中国のすごいところです。
そして時間まで心置きなく授業の様子を撮影しました。
山の学校と違って授業のスピードも速く競争する人数も急激に増える中でムティが今後どのように成長していくのか、何年かしたらぜひ見てみたいです。
山を下りて大変お世話になった阿蘇さんにあいさつ、お昼を食べる間もなく飛行場へ向かいました。そんなこんなでこの日は上海へ、午後7時に到着し、上海支局の花本支局長を誘い夕食へ。この季節、楽しみは何といっても上海ガニ!!金さんの知り合いの鉄板焼き店に上海ガニを買って持ち込みました。1人でオスとメス2匹を食べ大満足です。結局、その夜は午前3時ごろまで盛り上がりました。