今日は喜徳県での稲刈りの日。朝から喜徳へと向かいます。標高1800mにもかかわらずまだまだ半袖で汗ばむ気温です。川を見ると水牛と子どもが同じ川で泳ぎまくっています。
稲刈りにはちょっと早いような気がするのですが、それには理由がありました。
10月末以降は新米セールが目白押しになって目立たなくなるため、今年は国慶節明け(10月12日以降)には出荷して一足早く売り出そうという戦略なのです。
到着するとイ族の民族衣装を着た女性たちが音楽にあわせて踊りで出迎えてくれました。
ところで気になる今年の稲の出来は・・・どうやらまあまあのようです。全員が一度に田植えをするのではなく少しずつ時期をずらしながら栽培しているため、何軒かは成長期が雨ばかりで不作だったようです。阿蘇さんによると、天気の他、有機栽培で農薬も使えないので虫害で全滅するリスクを少しでも減らすための作戦、そして不作の農家には信頼農園が金銭的な補償をすることで作付け農家を増やしていくつもりだそうです。
そして、稲刈り開始。脱穀も多くが足踏み式でまさに汚染のない世界です。ちなみにあの、女手一つで3人の子どもを学校にやったラマウジュさんの田んぼはまずまずの出来だったそうです。。。
さて、この日湖の近くに宿を移しました。このホテル、何と外観が船の形、部屋はまずまずの広さで景色は抜群、しかし・・・夜、夕食をとって部屋に戻るとドアを開けたとたん、黒光りした巨大なゴキブリを目撃!ちなみに私はゴキブリが大の苦手、これまで様々な国のどんな環境下でも気にせず眠れたのですが、これだけは退治しなければ眠れない!隣の部屋の児島記者に助けを求めようかと思いましたが、先輩としてはちょっと恥ずかしいのでやむなく備え付けのスリッパで退治に乗り出しました。恐くて写真も撮れませんでしたがとにかく大きいのです。もし飛んだらどうすれば?など考えているうちにゴキブリは移動、エアコンの裏に逃げ込みました。
どうしようもないので諦めてトイレに行くと、ドアを開けたとたんまたしても巨大ゴキブリ!排水溝に逃げ込みこちらも退治できず。以後トイレのドアを開けるたびに恐怖と戦うことになりました・・・