モンゴル族と日本人

2008 年 9 月 4 日 木曜日

羊肉・白酒・長距離移動(追って詳述します)という3拍子揃った過酷な内モンゴルロケでロケクルーの間でちょっとした楽しみとなっていたのが「有名人探し」です。

ルールは簡単・・・いや、単純です。
現地の人々の中に日本の有名人に似ている人を探すだけ。
ロケの合間の馬鹿馬鹿しい遊びですが、
我々にとっては過酷な行程を少しでも楽しく乗り切るために自然に身についた“知恵”でした。

例えば、ドライバーのモンゴル族の男性に
我々がつけたニックネームは「正蔵師匠」
いわずと知れた落語家、九代目・林家正蔵(元・こぶ平)さんです。

今回の取材で大変お世話になった
自然保護区管理局のダブ局長(この方もモンゴル族です)は
演歌歌手の山本譲二さんに激似でした。
結構男前なので番組でチェックしてください。

他にも、杉田かおるさん・村上龍さん・びびる大木さん・・・など有名人に始まり、果ては会社の先輩や上司まで!
内モンゴルには色々なところに日本人のそっくりさんがいるのです。

極めつけは、ダブ局長との宴席の際、部屋に描かれたモンゴル帝国の英雄
チンギスハン6代目の肖像画でした。
誰に似ているかといえば・・・他ならぬ私自身です!!

これには日本人スタッフのみならず、
ダブ局長や料理を運ぶウエイトレスの女性さえも大爆笑!
その後、大撮影大会が始まったことは言うまでもありません。

赤ちゃんのお尻の青い斑点を「蒙古斑」というように
日本人のルーツはモンゴル民族にあるという説がありますが、
なるほど!と納得してしまうほど、取材先で出会う人々は皆、日本人にそっくり!

モンゴル族に日本人のルーツを感じた我々の心の中に
内モンゴルに対する親近感が芽生えるのに
たいした時間はかかりませんでした。



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