ナレンファさんとの出会い

2008 年 2 月 28 日 木曜日


モンゴル族の結婚式

今日からロケハン。内容はある程度決めているものの、取材箇所は全く決まっていないのでとにかく動いて足で探すしかありません。期限は今日も入れてわずか5日。坂本さんにおんぶに抱っこ状態ですがとにかく彼が植林活動をしているオトク旗(東勝から西へ300キロ)までスチントウさんに送ってもらいました。ロケ地については坂本さんが植林で親しくしている林業局長に会えば何とかなるような気がしていました。オトク旗への道中、坂本さんの携帯がなりました。聞くと、「知り合いのモンゴル族の子どもが結婚式をしているので来ないか」ということでした。とにかく行ってみようということで会場へ、中には500人を超える人が来ていてものすごい騒がしさです。歌あり、踊りあり、白酒あり。そしてモンゴル衣装を来た夫婦に出会いました


ナレンファさんです。

その女性がナレンファさんです。坂本さんは去年から資金を投資して彼女と一緒に牧場を経営しています。そしていきなりの白酒…アルコールは38度なので去年新疆で体験した52度に比べいくぶん飲みやすい気がします。とりあえずは飲んで交流。そして昼から酔っ払い。坂本さんもかなり飲んでいますが、慣れているだけあって顔色が変化しません。

その後、ナレンファさんが「家に来ないか」と誘ってくれたので、迷いましたがここはのったほうがいいだろうと判断、ただし行ったら最後その日は戻って来れないので彼女の家に泊まるしかありません。そして砂漠の道を2時間近く走りました。酒が回っているので車に乗るとすぐに爆睡、免許とりたてというナレンファさんですがでこぼこの砂漠をかなりのスピードで運転しています。何度も天井に頭をぶつけながら何とか到着。さっそく羊やヤギのエサやりシーンを撮影し、夕食です。

モンゴル民族の家庭料理を食べ、民族楽器の四胡の演奏もあり和やかな夜ですが、午後8時になるともう寝る時間です。日が暮れたら寝る、健康的なのでしょうがいつも深夜に寝ている私たちには結構苦痛です。外に出てみると星空の美しいこと!偶然にも月が出ておらず星というのはこんなにもあるのか!と一同驚きです。40前後の男4人で(増田カメラマン39 私40 金さん41 坂本さん42)しばらくうっとりと星空を眺めていました。そして就寝、男4人、一つの部屋で川の字になって寝ました。


ナレンファさんの二男とお嫁さん


坂本さんとナレンファさんの牧場


氷点下の中 子ヤギに乳を飲ませる



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