親子の再会

2008 年 4 月 16 日 水曜日


おじいさんが住む土地

ロケもちょうど半分をこえました。このころが体力的にも気力的にも疲れのピーク。特に白酒に体力を奪われている取材班は予想以上に疲れています。ということでこの日は集合を11時に。久しぶりにゆっくりと眠ることができました。さて、今日はプルダさん一家がおじいさんに会いにいくというので同行させてもらうことに。大体1ヶ月に1度会いに行っているというプルダさん。


家族4人で柵なおし


プルダさんたちが来た目的はトウモロコシの天日干し

午後2時ごろ、おじいさんの家に到着。孫のアイラゴンちゃんと会えてお爺さんもうれしそうです。今日は取材班にあのマシンガントークのウランさんが同行してくれました。日本語⇔モンゴル語の通訳ができるので、かなり時間が節約できるはず。到着してお茶を飲んだかと思うとすぐに何やら作業開始、トウモロコシを干し壊れた納屋を直す。「いいところに来た!」という感じで次々に仕事するお爺さん。それでも4人で一緒にヤギの柵を治す姿は微笑ましく感じました。。


お手伝いするアイラゴンちゃん


夕方 別れの時

そして夕方お別れのとき。何となく寂しげな感じだが顔に出さないお爺さん。軽トラで帰っていく息子家族を見送りました。そしてすべてのシーンの撮影が終了、私たちもいよいよお別れのときです。帰り際に「また8月に来ますよ」と声をかけると「今何月だっけ?」との予想外な質問が、「4月ですよ」、おじいさんは指折り数えて「おおそうか!8月か!」と大喜び。僕たちが見えなくなるまで見送ってくれました。また来ます~お元気で~!

その日の帰り道は12日の夕日にも増して美しい夕日。そんな中、プルダさんの車に同乗していた児島記者とウランさんは悪戦苦闘していました。車内でプルダさんに、おじいさんを1人残す気持ちなどを聞きたかったのですが、何を聞いても「うん」「はい」。奥さんのトゥヤさんが気を使って答えると、「それと同じ」。ずっとこんな感じでした。怒っているわけではないのでしょうがとにかく無口なのです。

さあ、きょうでウーシン旗のロケは最後、明日からはオトク旗へと移動します。ということは、そうです“最後の晩餐”がまっているのです。前回はダプ局長側に接待していただいたので今回は我々が主催。前回ノックアウトの児島記者はすでに白酒の匂いをかいだだけでフラッシュバックが起きる恐怖症に陥っていました。ダプ局長の横に座った私は逃れることもできずやはりいい感じに出来上がってしまいました。1件目で白酒をさんざん飲まされた後は、この前私が意識を失ったバーに出撃。ビールやらたくさん飲んで途中眠ったりしましたが、意識は最後まで残っていました。ダプ局長は上機嫌でカラオケを歌いまくり、これにてご接待も終了。



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