初日からいきなり700キロ走破!

2008 年 4 月 12 日 土曜日

4時起き!一応シャワーも浴びて万全の体制で5時出発、国内線なので虹橋空港へ。金さんが特別に作ってもらったという東方航空のゴールドメンバーカードのおかげで(金さんの預け荷物の制限が50キロに。一般人は20キロまで)オーバーチャージ(重量超過料)なしで切り抜けました。予算管理上これは非常にうれしい。中国ロケの最大の難点はいつどこでお金がいるかなかなか読めないところです。取材のために突然現金が必要になる場合もあるのでこうした節約が、予期せぬ出費が出たときに役に立つのです。ゴールドカードはさらに威力を発揮。本人以外に1人だけファーストクラスラウンジに入ることができるのです。年の順で当然私が入ります。入れない増田、清水、児島の三名を尻目に豪華?ラウンジでパン一切れとコーラを飲んで過ごす事たったの5分、もう時間だ!いざ出発ゲートへ。するとここで偶然金さんの同級生の妹が空港職員として働いていました。20年ぶりとか話しをしているかと思ったらいつの間にか私たちはVIP用のバスに乗せられ飛行機まで運ばれた。。改めて人脈社会中国を目の当たりにしました。


内モンゴルの首府 フフホトの町 黄砂が舞う


フフホトで見たドラえもん?


フフホトの町

そして離陸、取材班5名は内モンゴルの首府フフホトへ、所要時間は2時間半。午前9時半フフホトに到着しました。初めてのフフホトは予想通りかなり発展した町でしたが黄砂のせいで町がかすんでいて自転車に乗った人の多くがマスクをしています。空港までは前回もお世話になったスチントウさんが迎えに来てくれていました。彼は坂本さんの知り合いのモンゴル族で日本語もかなり上手です。もう1人はスチントウさんの友人の小学校の校長先生、土日は休みだからと車を出してくれました。このあととてつもない距離を運転させられるとは予想していなかったでしょうが・・・ フフホトで街の様子を撮影した後、乗用車2台で一路西へ、次の目的地黄河へと向かいます。途中のドライブインで昼食、何でもうまいうまいと食べる児島記者(確かにうまいが)7人でたらふく食べて2500円という値段にも驚いた様子でした。


水量の少ない黄河

フフホトから車で高速道路を3時間弱、包頭市からオルドス市へ入る際に黄河を越えます。オルドスは内モンゴルで唯一黄河の南にある地域なのです。いよいよ渡る時がやって来ました。とりあえず橋の真中まで行って川を撮影、ところが水量が少ないせいか思ったより川幅は狭く感じました。大河というには微妙な感じです。長江に比べて明らかに水が少ないです。前回来たときに市民がみんな「昔より雨が減った」と言っていたのを思い出しました。地球温暖化の影響か下流では断流(川が途切れること)も起きているといいます。。。

当初この日はここから約200キロの東勝に泊まり、翌日、土壁の万里の長城を経由でウーシン旗に入る予定でしたが、ここで金さんから提案。「きょうはウーシン旗の環境保護局長が夕食を一緒にと言っているので一気に行ってしまいましょう」とのこと。ウーシン旗まではここからさらに400キロ。フフホトからだと700キロ以上だ。いくら距離感覚の違う中国人でも(200キロぐらいまでは「すぐそこ」という)さすがに遠くないか??という心配をしながらもスチントウさんと校長先生にさらなる運転をお願いしました。快く引き受けれくれるのが逆に申し訳ない気にさせます。。


黄河を眺める 音声・清水氏


美しい夕景の撮影

途中美しい夕日を撮影、去年はあんなにも苦労して結局撮れなかった夕景が今年は初日に撮れるとは・・(涙) そして午後7時ようやくウーシン旗に到着、予想外にホテルがきれいで驚きました。スチントウさん、校長先生「辛苦了~(お疲れ様)」そして当然のように白酒が待っていました。この日はかろうじて全員無事のまま就寝。明日からいよいよ本格ロケ開始!


宴席で挨拶


大歓迎の印 羊料理



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