16日目: 帰国
2008 年 8 月 10 日 日曜日朝6時、迎えのタクシーが来ました。陸上の車移動だけで4000キロに及ぶ過酷なロケもいよいよ終わりです。12時過ぎ、無事関西空港に到着。それぞれ久しぶりの我が家へ帰りました。明日からは翻訳、編集に取り掛かります。放送は10月上旬ごろの予定です。ぜひご覧ください。
朝6時、迎えのタクシーが来ました。陸上の車移動だけで4000キロに及ぶ過酷なロケもいよいよ終わりです。12時過ぎ、無事関西空港に到着。それぞれ久しぶりの我が家へ帰りました。明日からは翻訳、編集に取り掛かります。放送は10月上旬ごろの予定です。ぜひご覧ください。
長いロケも終わり朝8時の飛行機で上海へ。帰るとなると少し名残惜しい気がしました。昼過ぎには着いてホテルにチェックイン。3つ星ですがこれまでとは見違えるほどいいホテルです。みんなでマッサージに行き疲れを癒し、上海支局の花本支局長を訪ねました。
上海支局の人たちと
夕食はもちろん中華料理。出てくるものすべてが美味しくてみんな大喜びです。2週間、羊ばかり食べていたので違う味がとても新鮮でした。
今日で長かったロケも最後の取材です。中国にとって待ちに待った一日、オリンピックの開幕式です。ここオルドスと北京の距離は直線距離ででわずか800キロ、牧民の目にオリンピックはどう映っているのか。それを知るべく開幕式がはじまる午後8時に移民村の様子を撮るのが今日最大の目的です。
生態移民村
アイラゴンちゃんも成長
昼食を食べてホテルを出発、再び移民村にやってきました。プルダさんは昼から友人たちと酒を飲んでいたらしく車の中で寝ています。
夕方、再びダプ局長が宴席を設けてくれました。最後まで本当によくしてもらって感謝感謝です。ただし、この後仕事なのですが私は白酒を結構飲まされ頭がぐらぐらしています。7時に宴会は終わり移民村へ。着くと、近所のテレビのない牧民たちがプルダさんの家に集結していました。やはり開幕式の注目度はかなり高い様子。
牧民たちが開幕式を見に集まる
そしてカウントダウンです。3,2,1,0・・・
特に盛り上がるでもなくテレビを見つめる牧民たち。彼らにとっては別の世界に違いありません。そして午後9時前、撮影はすべて終了。明日の朝は銀川から8時の飛行機で上海へ、元々はホテルか近くのバーで時間をつぶしてから深夜2時ごろ出発の予定でしたが、昨日から降っている雨がますます強くなり、すぐに出発することにしました。結果的にはこれが功を奏します。
洪水のような道路
途中、もともと水はけなど考えていない道路は洪水状態に。ここまでがんばってきた取材車にトラブルが続出、まずは走っている時に突然エンジンが止まってしまいました。あちこち調べた結果、バッテリーの接触が悪かったようです。再び走り出すとしばらくしてライトがつかなくなりました。真っ暗な夜道ですからライトなしではとても走ることはできません。調べた結果これもどうやら接触不良。何とか直って一路銀川へ。午前3時に到着。4時間の予定が6時間近くかかりました。空港は6時にならないと開かないのでそのまま朝まで待ちました。