ストーリー
21世紀・・・。伝説の存在であり、空想の産物であった“怪獣”が世界各地で確認されるようになった。それは人類による地球の環境破壊が引き起こしたのかも知れない。溶け出した氷河の隙間、地震で崩れた地層の中、破壊された古代遺跡の下・・・様々な場所から怪獣たちがその姿を現しはじめたのだ。そして、中には人類の脅威となる凶悪な怪獣たちも存在した。さらに外宇宙から飛来し始めた、謎の宇宙生物・・・。
この事態に、世界各国は地球を守る新しい防衛組織を設立した。それが地球防衛連合「UDF」である。その「UDF」の日本支部には、スペシャルチーム「DASH(ダッシュ)」が組織され、平和維持に努めていた。
そんなある日、日本国内でもついに怪獣たちが出現した。DASHは戦闘機で応戦したが、怪獣の攻撃力は凄まじく、不時着を余儀なくされる。
そこに居合わせたのはボランティアの一員として被災者を誘導していたカイトだった。カイトは負傷したミズキ隊員に代わり、戦闘機に乗り込み、怪獣に戦いを挑む。
しかし怪獣の攻撃で戦闘機は操縦不能に・・・。その時、宇宙から飛来した赤い光が墜落寸前の戦闘機を包んだ。
不思議な空間でカイトは光の巨人と出会う。「君と一心同体になることで、私は一定時間この星で活動することができる。君の力を貸してほしい。」
カイトが神秘のアイテム・マックススパークを受け取った瞬間、その身体は眩しい光に包まれた。新ヒーロー「ウルトラマンマックス」の誕生である。
ウルトラマンマックスは必殺技マクシウムソードとマクシウムカノンで怪獣たちを消滅させる。脅威はひとまず去り、カイトは念願だったDASHの新入隊員として迎えられたのであった。