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過去の放送2005年2月26日

進化する渓流釣り 零釣法の世界
〜 秋田県・桧木内川 〜


渓流釣りのエキスパートにして零釣法の産みの親、伊藤稔が秋田県、桧木内川を零釣法で攻める。

零釣法とは、竿は極軟調子のものを使用し、仕掛けは、水中糸に0.08〜0.125号の極限まで細い糸を使い、ハリは3〜5号の極小のものを使用し、オモリはガン玉の3〜4号を使うという、仕掛けを限りなくゼロに近づけたもので行う釣法でのことである。


そのため、食い込みは非常にいいが、やりとりは大物ともなると少し力を加えただけで糸が切れてしまうなど、非常に難易度の高いものとなる繊細な釣りだ。

釣行に訪れたのは昨年5月下旬。
秋田県内では有数の渓流釣りスポットである桧木内川、まず狙ったポイントは中流域の瀬。
魚の活性は高く、アタリは1投目からきた。
伊藤は狙い通りヤマメを釣り上げた。


その後も伊藤は、ナチュラルドリフトやドラグドリフトなど様々な釣法を試し桧木内川を攻略していく。

更なる大物を求め上流域に移動した伊藤。
そして、目印が止まり、竿へアタリが伝わる!
水面に姿の現したのは美しいパーマークを持った良型のヤマメであった!


桧木内川の美しい景観とともに繊細で迫力のある零釣法の魅力に迫ります。どうぞ、お楽しみに!!



【出演者】
伊藤 稔(いとう みのる)

【取材地連絡先】
北仙漁業協同組合
0187−55−4877

【タックル図】
図をクリックすると拡大版が表示されます
----- 伊藤 使用タックル -----
ロッド マスター零1
天上糸 スペクトロン渓流 0.2号
目印 ブライト目印
水中糸 スペクトロン鮎 制覇
0.1〜0.25号
オモリ
ガード
ポリエステル100番
ハリ ゼロプロ 1.5号
タックル図
拡大図はこちら

水野裕子の釣りだーいすき♥ 〜 神奈川県・長井 〜

水野裕子 神奈川県・長井にある栃木丸から出船し、イカ挑戦中のゆうちゃん。
栃木稔宏船長に釣り方の基本(投入・シャクリ方・取り込み)を習い、奮闘中。前回初めてヤリイカをゲットし、「超透き通っている」と感動した。

そんなゆうちゃんが、まず釣れたのはスルメイカ。それはすでに船上干しにし、さらなる釣果を狙って一生懸命シャクっている。イカ釣りはシャクるのが大切。体力勝負の面もあり、女性には少々大変だが釣った喜び、食べた喜びはその何倍も大きいそうだ。
この乗合船の他のお客さんが気になったゆうちゃん、ちょっと拝見することに。ベテランの方はクーラーに黒っぽい液体を入れ、そこに今日釣ったイカを入れていた、「これは何ですか?」とゆうちゃん。イカの沖付けだ。この黒い液体は「しょうゆ2:酒2:みりん1」の割合でまぜたもの。一口いただいてみると、「うんまーい!」。絶品。今度はこれをやろうとその割合をしっかり覚えていた。
さあそして実釣再開。「きたー。イエス!ヤリイカ!」。他のベテランの方々が苦戦する中、なかなかの好釣果。栃木船長からも「たいしたもんだよね」とお褒めの言葉が。今回ごいっしょしていただいている、またこさんもダブルが出るなど、2人ともども順調に釣れた。
そして今釣ったヤリイカたちをいただくため、船宿に戻った。特別にキッチンをお借りし、またこさんとイカ料理。メニューはもちろん「お刺身」。そしてまたこさんおすすめの「イカとアボカドのサラダ」に「イカとトマトのパスタ」。
刺身を箸で取ってみたゆうちゃん、その透き通り具合に感動。またこさんは「イカの食感はモチモチしているというイメージですけど、釣りたてはサクサク、パリパリしているんですよね」と。ゆうちゃんも納得。サラダもパスタもおいしい。釣りから疲れて帰った後にはちょうどいい手軽さだ。予想通りの釣りたての味にゆうちゃん思わず「すっごいおいしい!」。皆さんもヤリイカ釣り&このメニュー、ぜひお試しください。

次回はワカサギの穴釣りに初挑戦!

フィッシングロケ日記 2月放送分
今回は長井にイカを釣りにやって来ました。天気は、お勉強をしていた日はベタなぎで最高のコンディションだったそうなのですが、実釣に出た日は沖の方に行くと波や風があり、徐々に悪くなってしまいました。でも明日は雪との予報なので、まあよしとしたいと思います。

イカ釣りは念願でした。いわゆるツノを使い、ヤリイカを狙いましたが、スルメイカもちらほらゲットしました。
釣りたてとお店で買ったものとで一番違うのがイカだといろんな人から聞いていました。
ぜひとも釣ってその場で食べてみたいとずっと思っていまして、それがかなったわけですけれども、なんですかね、まず色が違う。きれいなイカは透きとおっていると聞いたことはあったんですが、釣ったばかりのイカというのは手が透けるくらい透明でびっくりしました。それがでも、揚げたら見る見るうちに白っぽくなるんです。
お店で売っているのが新鮮でも白くなってしまうのはしょうがないんですね。

ひき味は思っていたよりもひきました。ひくのが分からない、作業的な感じの釣りかなと思っていたんですが、ヤリイカとスルメイカとでもひき方が違うほど、奥深く面白かったです。

船長さんが言ってくれるタナ、誘い方、そして揚げるスピードを守れば取り込みもでき、初心者でも楽しめる釣りでしたよ。

イカは食べる機会が多く、調理法も幅広く、釣って損はないです。さばくのも血は出ないし、簡単にできる方法もあり、和洋中何でも使えます。
楽しくておいしい釣り。ぜひ皆様もイカがでしょう!


● 取材地連絡先: 栃木丸
046−856−2446