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過去の放送2005年2月12日

寒グレクライマックス 良型連発!
〜 長崎県・五島列島、福江島 〜


いよいよクライマックスを迎えた寒グレ。
超1級の磯がひしめくグレの聖地・五島列島福江島で大物にチャレンジする。アングラーは四国在住の岡田建治と山元隆史。今回訪れる予定の西側の磯は初めてだという2人。
やる気が沸々と涌いてくる。

前日まで北西風が吹き荒れ、出船が危ぶまれた初日。
しかし、天が味方したのか風がおさまり無事出船。
まず2人は嵯峨ノ島の三角という磯に上がった。
沖から足下に潮が当たるアテ潮で、グレ釣りの条件としては今ひとつ。が、オーバーハングになった瀬際にグレがいることを発見した2人は、開始早々から入れ食い。
そして、潮が変わると沖を攻め、山元が43cmの尾長をキャッチ!

夕刻、口太の実績が高い観音崎へ移動。
定石どおり2人は瀬際から攻める。間もなくして岡田のウキがゆっくりと入る。
「エサトリか?」と思ったのもつかの間、竿がグンと曲がり、底を這うように暴れだした。

取り込んでみれば、46cmの立派な口太。その後も2人は40cmクラスを連発。大満足の釣果で初日を終えた。

2日目は議事堂という名の磯で竿を出す。ここでも44cmを筆頭に、良型が面白いほど釣れた。

寒グレシーズンのピークに相応しい番組をお届けする。


【出演者】
岡田 建治(おかだ けんじ)
山元 隆史(やまもと たかし)

【取材地連絡先】
瀬渡し しまやま
0959−88−2572

【タックル図】
図をクリックすると拡大版が表示されます
----- 岡田 使用タックル -----
ロッド スーパーインターライン
メガドライ M2 1.5号−53
オレガ一徹LS−V
1.25号−57V
リール トーナメントISOZー2500LB&LBD
道糸 2.5号
ウキ 0号
ハリス タフロン
プロ山元トーナメントライン
2〜3号
ハリ 5〜6号
タックル図
拡大図はこちら

----- 山元 使用タックル -----
ロッド 紫電 2号-53
VIPISOタイプII
リール トーナメントISOZ
+ISOスペシャルII口太,
尾長スプール
道糸 アストロン
プロ山元トーナメントライン
1.75〜2.5号
ウキ -B〜1号
ハリス タフロン
プロ山元トーナメントライン
2〜3号
タックル図
拡大図はこちら

水野裕子の釣りだーいすき♥ 〜 神奈川県・長井 〜

水野裕子 今回は釣りたてが抜群においしいと聞く、念願のイカ。

初挑戦のゆうちゃんがまず向かったのは、神奈川県三浦市にある京急油壺(あぶらつぼ)マリンパーク。

ここでは珍しくアオリイカが水槽で飼育されていて、見ることができる。こちらの伊藤こずえさんにイカの生態を教えていただく。
まずゆうちゃんがびっくりしたのが泳ぎ方。初めてイカが泳いでいるのを観察した。
タコの泳ぎ方は何となく知っていたゆうちゃん、イカも同じようなのかと思っていたが、実際見て全く違うことが分かった。
足(正確には腕)ではなく、ヒレ(俗称エンペラ)を使って泳いでいる。アオリイカはゆったりと泳ぎ、ヤリイカはアオリイカと違い、前後に激しく移動する。
水槽で頭の先端をぶつけてしまうため、飼育が難しいのだそう。
捕食については、エサを追いかけて食べるらしく、なかなか攻撃的な性格。
知っているようで知らなかったイカというものが何となく分かった。

そして向かったのが神奈川県・長井港。ここは“イカの長井”と呼ばれるほどイカ釣りが盛ん。栃木丸の栃木稔宏船長にイカ釣りについて教えてもらう。長井はもともと漁師の町で、イカ釣りを広めたのはここ長井の人たちだそう。
長井は長い歴史を誇る、と思いがけぬシャレも船長から飛び出す。そんな長井の船宿が結成したのが“長井のりのり倶楽部”。長井のイカ釣りを盛り上げようと、商売敵の船宿が手を組んだ。
名前の由来は、“気分がのる”と“イカがのる”をかけ、お客さんがつけた。
昔ながらのイカ釣りの道具を見せてもらう。昔のといっても手釣りをする際には今でも使い、最新の道具もこれらが原型となっている。まだまだ生きているのだ。

そして最後に明日の実釣のための心構えを聞く。栃木船長は「素直に言うことを聞いてください」。テンションが上がると力みがちなゆうちゃん、はたして落ち着いてがんばれるか?
次回はいざ実釣へイカん!

フィッシングロケ日記 2月放送分
今回は長井にイカを釣りにやって来ました。天気は、お勉強をしていた日はベタなぎで最高のコンディションだったそうなのですが、実釣に出た日は沖の方に行くと波や風があり、徐々に悪くなってしまいました。でも明日は雪との予報なので、まあよしとしたいと思います。

イカ釣りは念願でした。いわゆるツノを使い、ヤリイカを狙いましたが、スルメイカもちらほらゲットしました。
釣りたてとお店で買ったものとで一番違うのがイカだといろんな人から聞いていました。
ぜひとも釣ってその場で食べてみたいとずっと思っていまして、それがかなったわけですけれども、なんですかね、まず色が違う。きれいなイカは透きとおっていると聞いたことはあったんですが、釣ったばかりのイカというのは手が透けるくらい透明でびっくりしました。それがでも、揚げたら見る見るうちに白っぽくなるんです。
お店で売っているのが新鮮でも白くなってしまうのはしょうがないんですね。

ひき味は思っていたよりもひきました。ひくのが分からない、作業的な感じの釣りかなと思っていたんですが、ヤリイカとスルメイカとでもひき方が違うほど、奥深く面白かったです。

船長さんが言ってくれるタナ、誘い方、そして揚げるスピードを守れば取り込みもでき、初心者でも楽しめる釣りでしたよ。

イカは食べる機会が多く、調理法も幅広く、釣って損はないです。さばくのも血は出ないし、簡単にできる方法もあり、和洋中何でも使えます。
楽しくておいしい釣り。ぜひ皆様もイカがでしょう!


● 取材地連絡先: 栃木丸
046−856−2446