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過去の放送2005年2月5日

隠岐・冬の日本海でシーバス攻略
〜 島根県・隠岐諸島、中ノ島 〜




今回は、海のルアーフィッシングのパイオニア・村越正海がシーバスを求めて全国各地を巡るシリーズ企画『シーバス紀行』の第9弾。

12月上旬、村越がやって来たのは島根県隠岐諸島の中ノ島。
まずは沖磯からヒラスズキを狙う。

サラシを転々と釣っていくシーバスフィッシングだが、沖磯では動く場所が限られている。

そこで村越はルアーを替えながら幅広くレンジを探る方法を採った。
するといきなりシャローレンジで食ってきた。
しかし痛恨のバラシ。

さらにレンジを替えて探ってみるが、その後は全く食ってこなかった。


沖磯をあきらめて地磯に戻ってきた村越、今度はサラシを転々と釣っていく。しかし反応がない。
いつしか“シーバスフィッシング”から“シーバス探しの旅”へと様相は変わっていく。
次第に海も静かになり、サラシが少なくなっていく。


村越はサラシが出来る一瞬を狙ってキャストを繰り返す。
そして、夕方近くになって、ようやくヒット。
サイズは大きくないが待望の一尾に笑顔がこぼれる村越。

結局、地磯ではヒラスズキ3尾をゲットした。
今回は他にも、河口でスズキを狙ってみた。

隠岐諸島・中ノ島での沖磯、地磯、河口とバリエーション豊かなシーバスフィッシングをお楽しみください。


【出演者】
村越 正海(むらこし せいかい)

【取材地連絡先】
ふたまた丸
08514−2−0437

【タックル図】
図をクリックすると拡大版が表示されます
----- 村越 使用タックル -----
ロッド モアザン MT15MT 
リール セルテート4000
ライン PE1.5号
リーダー SWショックリーダー
タイプF 40lb.
ルアー ショアラインシャイナー
SL14F‐G
ショアラインシャイナーR50
ショアラインシャイナー
MM13 F‐G
タックル図
拡大図はこちら

水野裕子の釣りだーいすき♥ 〜 長野県・諏訪湖 〜

水野裕子 長野県の諏訪湖でワカサギ釣りを楽しんでいるゆうちゃん。
湖畔の民宿みなとのご主人、中澤さんにいろいろ教えてもらい、いっしょに釣りをしている。
前回ボートで挑戦したが、あまりの寒さに断念。ドーム船に移動した。

ドーム船とはビニールハウスがそのままのっているような船。中に入ると、足元の3本の溝から湖面が見え、そのふちに座って糸をたらす。
船内は風がさえぎられて日光が気持ちいい。さきほどまでマイナス2℃の風に凍えていたが、室温は15℃と快適だ。何と25年の歴史をもつとのこと。
昼時を過ぎたころ、ゆうちゃん、船宿の方が入ってきたことに気づく。手には袋を持ち、なんとなくいいにおいが。何とお弁当だ。ここでは事前に注文しておけば、船宿からボートでドーム船までお弁当を運んでくれる。
陸に戻る時間を無駄にすることなく、ワカサギ釣りを楽しめるわけだ。ゆうちゃん、おいしそうにカレーをたいらげ、即続行。
向かいでものすごく釣っている方が気になっていた。ワカサギ釣り歴30年、常連の岩畑さん。6点掛けを連発しており、ここまでの釣果は760尾。
コツを聞いてみたが、「10年、15年やったって難しい」とのこと。単純そうに見えて奧が深いのだ。
隣でいっしょにやっていた奥様からは、「竿を動かしすぎだから、ゆっくりすーっと上げて、クッとあげてごらん」とのご指導。
風が強く、波が高くなってきた。釣果もしぶくなってきたが、中澤さんと奥様のアドバイスのおかげで、12cmの“シシャモ”サイズや3点掛けを出せた。
「イエス!ワカサギ!楽しいですね!」。
そしてそろそろ終わりの時間。“キャッチ&イート”がモットーのゆうちゃん、釣ったワカサギを食べたい。
中澤さんにおすすめの食べ方を聞く。「天ぷらもおいしいけど、唐揚げにしてポン酢で食べるのはどう?」「いい!」それでいくことになった。船宿に帰り、特別に厨房を使わせていただき調理。
カラッと揚がったワカサギは黄金色に輝き、おいしそう。「香ばしいー」とゆうちゃん。「自分で釣った新鮮なお魚はおいしいですね」と、今回も大満足で初のワカサギ釣りを終えた。

次回はいよいよ念願のイカ釣り!
フィッシングロケ日記 2月放送分
今回は長野県諏訪湖でワカサギ釣りでございます。ワカサギ釣りのイメージは、氷の上で氷に穴をあけて寒さに耐えしのびながら釣るというものでしたが、今年は暖冬ということもあって氷は張っていません。

まずボートで出たのですが、非常に寒かったです。泣きそうでした。雪山の寒さは割と慣れていまして、厚着もしていたので身の芯にくる寒さということではなかったのですが、何しろ末端が非常に冷えました。しかも針は小さい、エサも小さい、魚も小さいということで、細かい作業がとても大変でした。が、なんと、今回ドーム船という素敵なものを教えていただきました。
こんな素晴らしいものがあるのか!
他の釣りでもこういう仕組みを導入すればいいんじゃないかなと思いました。
あったかい、楽ちん、揺れない、ごはんを運んでもらえる。最高じゃないですか!それに船まで送り迎えもしてもらえる、きれいなトイレもついてる。もう言うことないじゃないですか!完璧ですよ!

で、今日はコンディションが悪かったです。
年に一度あるかないかというほど悪い日だったそうですが、私は十分満足する釣りができました。
普段の釣果を聞いてしまうと、「あ、少ないかな」とちょっと思ってしまいますが、私としてはワカサギ釣りの魅力を十分味わうことができ、ワカサギの味そのものも味わうことができ、大満足でした。食べることはちょこちょこあったのですが、自分で釣るのは初めて、釣りたてをいただくというのも初めてでした。
やっぱり食べるために釣るのが好きだなーと思いました。

あと聞いた話では、家族連れにこのドーム船が大人気ということです。例えばスノーボードや温泉とかに来た帰りに寄って、釣って、それを家に持って帰って料理して、家族でまたそれを楽しむなんていうのもいいんじゃないかなと思います。
そんなことをしている家族の姿を思い浮かべて勝手にほのぼのしてしまいました。ぜひ皆さんも試してみてはいかがでしょうか。おいしいですよ!


● 取材地連絡先: 民宿みなと
0266−23−4423