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過去の放送2005年1月22日

アングラ−ズ・ドリーム
〜 黄金の魚ドラドを追う 〜パート2
〜 ブラジル・パンタナール湿原ピキリ川 〜


南米大陸にある世界最大の湿原・パンタナールでの釣行釣行第二弾!!
前回、見事狙い通りにドラドを釣り上げた村越正海が、今回更なるサイズアップを目指す。

釣行2日午後、この日の朝は、思わぬ苦戦を強いられたが、村越の作戦が的中し、見事ドラドを釣り上げた。
しかしその後は、なかなかドラドを釣り上げることができない。
アタリがこないまま、実釣終了時間が近づいてきた。
ポイントをロッジの近くに移す。
狙うポイントを定めて、キャストのタイミングをはかる。そして、その狙いがはまり、良型のドラドを釣り上げた。

そして、釣行3日目。
ここまでで、3匹のドラドを釣り上げた村越。やはりドラドのサイズアップを望んでしまう。
大型のドラドは、ヒットするものの、なかなかランディングすることができないのだ。
しかし、なんとか大型のドラドも釣り上げたい。そんな思いの中、村越には、ある作戦があった。

そして迎えた次の日の朝。前日までアタリのあったポイントを再び攻める。期待を込めた第1投目。いきなり水面を黄金の魚体が飛び出した!

ブラジル釣行も終盤戦、村越はビッグサイズのドラドを釣り上げることはできるのか?!


【出演者】
村越 正海(むらこし せいかい)

【取材地連絡先】
フィッシングプランニングオフィス
03−5719−1270

【タックル図】
図をクリックすると拡大版が表示されます
----- 村越 使用タックル -----
ロッド STX-BC 651B
リール ミリオネア CV-Z 203L
ライン PEライン2号
ルアー ショアラインシャイナー
TDペンシル
タックル図
拡大図はこちら

ロッド SALTIGA DORAD TWITCH 60S
リール セルテート3000
ライン PEライン1.5号
ルアー ショアラインシャイナー
TDペンシル
タックル図
拡大図はこちら

ディレクターズ・アイ
2004年10月上旬に行われた今回のブラジルロケ。
ブラジルは、とにかく遠い!とにかく広い!そして、とにかく暑い! 30時間以上の長旅の後、ブラジルに到着したスタッフを灼熱の太陽が容赦なく照りつける。(かなり過酷なロケになりそうだ。)僕はそう直感した。
しかし、その予想とは裏腹に、現地でのロケは快適だった。ホテルはきれいだし、心配していた食事もおいしい。なによりお国柄なのか出会う人たちはとても親切だった。
時代は21世紀。ブラジルはもう、一昔前のテレビ番組のような秘境ではありません。とてもすごしやすいところでした。

釣行の方はというと、みなさんがよくご存知のピラニアが、とてもヒットしました。
しかし、このピラニアがやっかいなのです。
初めこそ、スタッフも村越さんもピラニアがヒットすると、物珍しくて喜んでいたのですが、この魚は歯が鋭い。
ヒットするたびにルアーをズタズタにするのです。まあ、ブラジルの淡水魚は、ほとんどこの鋭い歯をもっていますから、ルアーはやられてしまうのですが、ピラニアはとにかく数が多かったです。

で、肝心のドラドはというと、とにかく強烈なパワーです。
ヒットしたあとに抵抗しようと水面を飛び跳ねます。
そして、本当に魚体は黄金です。これには僕も感動して震えが止まりませんでした。これまでに、銀白色の魚は見てきましたが、ビックリしました。とても貴重な体験をすることができました。

水野裕子の釣りだーいすき♥ 〜 栃木県・那須塩原 〜

水野裕子 釣った魚はできるだけおいしくいただくのがゆうちゃんのモットー。
しかしそのままの姿でも残してみたい。
昨年4月、カラー魚拓に挑戦したゆうちゃん。美しいメバルのカラー魚拓を作ったが、その後、魚のはく製というものがあるのを知った。しかしどうもイメージがわかない。
どんなものだろうと思いつつ、工房におじゃました。

栃木県那須塩原市で釣魚工房・徳重(とくしげ)をやっている徳重寛巳さんを訪問。
工房に入れていただくと、制作途中から完成品まではく製がぎっしり。つややかで、細部までていねいに作られたそれらの作品は生き生きとし、今にも泳ぎ出しそう。
「すっごーい」と、感動のゆうちゃん。
きれいなアユ、ヤマメ、そして大きなラージマウスバスも大きな口を開け、躍動感いっぱいに飾られている。
はく製といったらまず鹿の頭や熊などが思い浮かぶ。
ゆうちゃんが「なぜ魚を?」と質問としたところ、「魚釣りが好きなんです。なんとか釣った魚を自分で残せないかと思いまして」と徳重さんの答え。納得。

今回は徳重さんが用意してくれたヤマメではく製作りに挑戦。“渓流の女王”と呼ばれるヤマメ。柄がきれいでやりがいがある。
まず、【工程1】ひれを留める。厚紙をひれの形に切り取り、ひれの形が崩れないようにクリップで留めておく。
【工程2】身を取り除く。なんとメスなどの道具を使い、魚の身をきれいに取る。根気のいる作業にゆうちゃん苦闘。
【工程3】皮を型にかぶせる。事前にかたどったヤマメの石膏にこの皮をかぶせる。頭からていねいにあわせることが重要。
【工程4】目を入れる。もともとの目は使わず、徳重さんが作った目玉を使う。いろんな種類がある。ちょっと斜め後ろを見ているような感じで慎重につけると、すぐさま生きて泳いでいるように見えてきた。
完成。喜ぶゆうちゃん。だがまだ早い。作業はまだまだ続くのだ。しかしこの先はすぐには進められない。ゆうちゃん残念ながらもこの後は徳重さんにお願いすることにした。
そして2ヵ月後、完成品が届いた。工房で見たどれよりも感動のゆうちゃん。2人の合同作品は生き生きと、そしてとてもかっこよく仕上がっており、まさに芸術品であった。

次回は諏訪湖で爆釣中のワカサギ釣り!

フィッシングロケ日記 1月放送分
カラー魚拓を以前やらせていただきましたが、今回は魚を丸ごと残すはく製です。正直最初は、丸ごと干物みたいなイメージでした。
先生もおっしゃっていたのですが、昔のちゃんとしていない頃のはく製を、たぶんちっちゃい頃に見たんだと思います。
色はあせ、うろこははがれ、皮はぼろっとし、ひれもしっかりしていないイメージだったんですが、先生の工房に飾ってあるのを見てしびれました。
思い返すと、こういうのは見たことがありました。でもそれははく製とは知らずに、完全な作り物の模型だと思っていたんですね。

作業工程を教えていただいて、途中までやってみたのですが、難しいです、とても。自分で釣った魚をその日、家に持って帰って、パパっと作るなんてことはできない代物でした。でも大物などを釣ったとき、その魚をそのまま残すことができたらどんなに素晴らしいことでしょう!

先生の工房に68cmのラージマウスバスのはく製がありました。たとえば私が70cmくらいの超ビッグなバスを釣ったとして、それを残す場合、写真で残すのか、魚拓で残すのか、それともはく製で残すのか?見た人のリアクションは絶対違いますよね。はく製を見せられたら、「うわー、すご!」の一言だと思うんです。

いつになるか分かりませんが、私も自分の釣り歴に残るような大物を釣ったときは、はく製で残してみたいです。そしてできることなら、そのはく製は自分の手で作ってみたいと思うのですが、あまりうまくできなかったのでその際には先生に注文しようかなと思っています。


● 取材地連絡先: 釣魚工房・徳重
0287−37−3203