誰にでも手軽に釣れて、その実、奥の深い管理釣場のトラウトフィッシング。 実は冬こそが楽しい。 それはタフコンディション下で魚を掛ける楽しみが、他の季節には無い充実感をもたらしてくれるからである。 水温の低下で活性が著しく落ちた魚たち。 待てど暮らせどアタリが無く押し黙ったままの釣り人たち。 静まり返ったポンドの中でバシャバシャと水音を立てて一人魚を取り込む瞬間は快感である。 そんな真冬の必殺パターンを管釣フィッシングの第一人者、高田達也が紹介する。 場所は三重県大安町の大安トラウトレイク。 鈴鹿山脈の麓で6年前にオープンしたポンドタイプの管理釣場である。 高田は色とりどり、大小様々の小型ルアーをローテーションしながら次々とトラウトを掛けてゆく。 |
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ここのニジマスは養殖魚らしからぬ引きの強さで高田に抗う。 「まるでネイティブレインボー!」笑みを称える高田。 真冬の低水温期にテンポ良くヒットを続けるそのノウハウに迫る。 |
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冷たい北風に吹かれながらトラウトを追った一日。アフターフィッシングも楽しみのひとつ。 高田は関西きっての温泉郷、湯の山温泉で冷え切った体を温める。 湯上がりには名物の僧兵鍋に舌鼓を打つ。 釣、温泉、郷土料理―。 寒い冬だからこそ、身も心も満たされる楽しみがある。 |
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【出演者】 高田 達也(たかだ たつや) |
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【取材地連絡先】 大安トラウトレイク 0594−77−1155 |
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【タックル図】 図をクリックすると拡大版が表示されます
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一昨年の11月に始まったこのコーナーも2度目の新年。これまでいろいろな釣りに挑戦してきたゆうちゃん。今回は初春らしく、しかも難易度の高い沖釣りに挑戦したいと初めてマダイを狙う。 その姿の美しさ、釣趣の感激、味のうまさの3拍子そろった日本釣魚界の女王ともいうべきマダイ。「めでタイ、めでタイ」と言いながら、ゆうちゃんが向かったのは、神奈川県三浦市剣崎の間口港。 今回ごいっしょしていただくのは沖釣り歴2年半、ウェブデザイナーのmamiさん。仕事の傍ら、女性の釣りファンを増やしたいと自らもホームページを開設、釣り情報や魚の調理法を紹介している。「タイっておいしいですよね」というゆうちゃんにmamiさんは「ええ。釣り味も楽しいですよ」と。「それが大事ですよね」と、ゆうちゃん。 |
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利一丸・氏原船長の操船でポイントに到着。この日は風が強く、波も高い。ゆうちゃん、ちょっと苦戦するかも。 エサはオキアミを使用。ゆうちゃんがセットしたところ、mamiさんから「マダイは目玉に来ますから」という注意が。ゆうちゃんのオキアミは目玉が取れてしまっていたようだ。しかし目玉に来るとは驚き。 |
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実釣開始。期待に胸をふくらませファーストキャスト。様子をうかがっていると、なんとアタリが。大騒ぎしながらあげると、手のひらサイズだがマダイが来た。小さすぎて実はアタリがよく分からなかったゆうちゃんだが、一投目から来たとは幸先がいい。「お魚さんたちはやる気があるということですね」とmamiさんと確認。 そして今度は手ごたえのあるアタリが。しかしこれはばらしてしまった。「早かった」と、ゆうちゃん。さすが難関マダイ、そう簡単には釣らせてくれない。そしてmamiさんから珍アドバイスが。「私のまわりの女性はフェロモンで釣っています。送ってください」。ゆうちゃんは「無い・・・。一番無い・・・」と、がっくり肩を落とした。 |
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その直後、mamiさんにヒット。ゆうちゃん、タモを差し出し、きれいなマダイをゲット。続いてゆうちゃんにも。来た。「やったー」と言いながら量ってみると1.5kgの良型だった。 次回はワラサにも挑戦&釣ったマダイをいただく! |
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フィッシングロケ日記 1月放送分 | ||
新年一発目の放送はマダイ。新年ということで「めでタイ」の「タイ」でございます。ロケはこの時期だというのにまたもや台風かという感じでしたが、何とか大丈夫でした。 初の三浦半島でした。剣崎間口港というのは知る人ぞ知る港だそうで、ごいっしょしていただいたmamiさんに聞いたところ、朝一番の船どうしのスタートダッシュが見ものらしいです。 まずマダイを狙いました。何とかすぐに手のひらよりちっちゃいくらいでしたがマダイを釣り上げました、というか釣れてくれました。 しかしその後何の音沙汰もなくなり、もうダメかなと思ってしまったのですが、何と50cm弱、1.6kg弱のいいサイズを釣り上げることができました。 魚屋さんで買ったら一体おいくらになるんでしょうか?というくらい素晴らしいタイだったと思います。 釣り堀とかでなく、初めて自然のタイを釣ったのですが、ヒキが違います、やっぱり。何て言うんですかね、ドラグがうなる感じ、竿がしなる感じ。非常に楽しかったです。そしてあの色。さすが魚の王様。日本人はタイに心を奪われる人が多いですが、やはり私も日本人だなとあらためて思った次第です。 そして同じ仕掛けのまま、場所だけ変えてイナダ、ワラサを狙い、大爆釣でした。サイズはイナダからワラサぎりぎりの50cm弱くらいのものが多かったんですが、太さがそれはそれは丸々してまして、さばく前から脂の乗りが素晴らしい!ということが、よく分かるワラサ君たちでした。マダイもワラサも味は最高でした。 私のモットーは「キャッチ&イート」でありますが、mamiさんも「必釣必食」がモットーであるということで、非常に気が合いまして、2人でおいしく調理して、いただきました。 やっぱり釣った魚は自分で調理して食べるのが一番です。それが魚のためになると思いますし、無駄な命を減らさないためにも、釣った魚の命を自分の命に変えて供養してあげるのがいいと思います。 明日も私はがんばります。疲れた腕も、魚を食べたおかげですっかり元通りになってるはずです。魚不足の現代、皆さん、魚を釣って食べましょう! |
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