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過去の放送2004年4月17日

春本番!乗っこみマダイ攻略
〜 静岡県・御前崎港 〜


桜も満開となった四月上旬、プロアングラー大塚貴汪は静岡県御前崎にやってきた。ここで今回狙うのが乗っこみのマダイである。ここ御前崎は、まだ記憶に新しい去年、大塚が10キロサイズの大アラを釣り上げた相性の良い土地柄だけに今回も期待は膨らむ。

まだ薄暗い中、日の出と共に出船。ポイント到着後、すぐさま竿を出し、仕掛けを投入していく大塚、今回のターゲットはマダイということもあり、いつも以上に緊張が走る。しかし序盤、なかなか大塚の仕掛けにマダイはくってこない。昨日までシケていたということもあり状態はあまり良いとはいえない。

そんな状態のなか二時間が経過・・・大塚の竿にアタリがきた!この瞬間である、毎年楽しんでいる乗っこみマダイのこのヒキが今年もやってきた!しかもあがってきたマダイはまずまずのサイズ、痺れを切らさず待った甲斐があった。
序盤、出鼻を挫かれた感はあったものの、この後はマダイがいいペースであがってきた。

そして今までとはまた違う強いヒキが大塚のロッドを襲う、やり取りを存分に楽しんだ大塚、顔を出したのはビッグサイズのメダイ。
またしてもアタリが!大塚のロッドが大きくしなる、これは紛れも無くマダイのヒキだ、かなりのサイズが見込める、良型のマダイが顔を出した!

そして釣行二日目、昨日と同様に序盤はなかなかアタリがこない、そんな中、待望のアタリがきた!
この時期だからこそ楽しむことのできる乗っこみのマダイ!どうぞお楽しみに。

【出演者】
大塚 貴汪(おおつか たかひろ)
【取材地連絡先】
増福丸 
0548−63−3762
【タックル図】
図をクリックすると拡大版が表示されます

----- 大塚 使用タックル -----
ロッド リーオマスター真鯛 T.SP タックル図
拡大図はこちら
リール シーボーグ250FB
ライン 棚センサーブライト R 4号
リーディング
アーム
1.3mmφ450cm
1.6mmφ500cm
シャベルビシ
速効
L 100号
クッション
ゴム
1.8mm〜2mmφ100cm  
ハリス ディーフロン4号 15m  
ハリ マダイ 9〜10号  

水野裕子の釣りだーいすき♥ 〜 神奈川県・川崎市 〜

水野裕子
魚のきれいな絵がのったダイワ精工のカレンダー。ごらんになったことのある方も多いのでは。しかしよく見てみると絵とはちょっと違う。魚拓なんです。それもカラー魚拓。

カラー魚拓 今回ゆうちゃんは、このカラー魚拓に挑戦しようと作者をたずねた。
魚拓研究家・大野龍太郎さんがひらく教室におじゃますると作品がいっぱい。 「おー、すごい。えー。これ魚拓ですかー?絵じゃないんですかー?」とびっくりのゆうちゃん。
アマゴやカサゴ、それにこの前ゆうちゃんも釣ったスズキなどなど。今にも泳ぎだしそうな躍動感にあふれ、釣りたてのような華麗な色使いだ。
魚拓研究家・大野龍太郎さんがひらく教室 大野さんがカラー魚拓に魅せられたのは高校生の時。今はプロの魚拓作家として活躍。釣りが趣味という大野さんは「趣味と仕事で一石二鳥」と笑う。
ここでゆうちゃん素朴な疑問を・・・。ゆうちゃんの知る魚拓は墨でシルエットをドンととるもの。聞けばこれは「直接魚拓法」というそう。
大野さんのやるカラー魚拓は「間接魚拓法」という。作り方は、まず魚の上に紙を乗せ、ぬれたスポンジで紙の上から押す。すると魚体に紙がくっつき、うろこなどが浮き上がってくる。それをタンポに絵の具をつけてポンポンとたたき、思い通りの色をつけていく。最後に目だけは筆で書き入れ、完成。コツは背中を濃いめに、腹を薄めに色づけするのだそう。

魚拓から大野さんの魚への愛情を感じたゆうちゃん、来週はメバルのカラー魚拓を自分で作ってみます。

来週はメバルのカラー魚拓を自分で作ってみます。お楽しみに!
フィッシングロケ日記 4月放送分
メバル釣りメバル釣りです。
初めての何もしない釣りというか、特にアクションを加えたりとか、誘いをいれたりしない、すごくのんびりした、春にぴったりな、ほのぼのした釣りです。
メバルそのものも、春を告げる魚といわれ、春の季語にもなっているほどの春らしい魚。たくさん釣れ、私にも春がくるのかなー、と喜んでいます。
ほかにもカサゴ、ウミタナゴ、イシモチが釣れ、四目釣りになりました。
サイズはもっと大きいのが釣れればうれしかったんですけど、まあそれはこの際おいときましょう。

カラー魚拓にも挑戦しました。
大野龍太郎先生のカラー魚拓が載ったダイワさんのカレンダーを私もお店で見たことがありました。でも絵だと思ってたんですよ。
てっきり日本画家さんが描いているものだと思ってたんですよ。
まさか魚拓だとは!まさかこすり出しだったとは!びっくりしましたー。
先生の作品は色、立体感、質量感、躍動感が本当にすばらしい。先生が何年もプロとしてやってらっしゃることをですね、挑戦すること自体はなはだ失礼だとは思ったんですが、先生のご指導のおかげで、初めてにしては納得のいくものができました。まあ自分の中では98点かなと思っています。
一生の記念になります。額に入れて、わが家の、そーだなー、玄関に飾って、訪れる方に食いついてもらいたいなと、いろんな人に自慢して見せたいなと思っています。すばらしかったー!

● 取材地連絡先: 大野龍太郎魚拓教室
044-865-8963